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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

動物性たんぱく質のない食卓

「とうとう、動物性たんぱく質がなくなったね」

朝食の席での夫の言葉だ。

「でも、きみは卵食べてるじゃん」と、わたし。

納豆に、3種類の野菜、そして味噌汁。

夫は納豆に生卵をかけて食べるが、わたしはかけない派だ。たしかに、わたしの朝食はには、動物性たんぱく質が入っていなかった。

「でも、食後にヨーグルト食べるから、やっぱり食べてるよ」

ヴィーガンの食事をする人は、味噌汁の鰹出汁や煮干しなども使わないらしいから、それに比べたらまったく動物性のものがないわけじゃない。夕食にはたいてい肉か魚を食べるわけだし。

 

だが、意識せずとも自然と野菜中心の食卓へと移行しているのだと、あらためて知る。

5年くらい前だろうか、朝食にわたしの分だけハムやウインナを焼くのをやめた。ほんのわずかなダイエット。塵も積もれば山となると思ったのだが、体重は変わらない。すると夫もいらないという。味噌汁に目玉焼きか納豆と野菜があればいいということになった。

 

歳を重ねるのと一緒に、そんな小さなきっかけを重ねて、自然と食べるものは変わっていく。身体に合わせていくようになる。不思議だ。

日々美味しく食べられることに感謝して、一食一食美味しく食べられるように料理していこう。

久しぶりに品目を数えてみましょう。ご飯、納豆、葱、つるむらさき、南瓜、モロッコインゲン。お味噌汁には、大根、小松菜、厚揚げ、しめじ、茗荷。11品目の朝食でした。調味料を入れると、もっといくね。

桃のコンポートとヨーグルトも食後にいただいたので、13品目でした。夫は14品目ですね。

つるむらさきは町の産直野菜売り場で購入。瑞々しい。

夕食には、マヨネーズをかけていただきました。マヨネーズも動物性の卵が入っていますね。

ふたたび塩糖水漬けに挑戦。鶏むね肉。やわらかくてしっとりしていました。ハマります。この美味しさ。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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