「和熟」という言葉を、初めて目にした。
山梨県内産の「和熟キウイ」なるものを、スーパーの店頭で見つけ、買ってみた。毎朝食べているヨーグルトに入れていた柚子ジャムがなくなり、最近はフルーツを合わせている。このところは、でこぽんとキウイが多い。
耳慣れない言葉だったので調べてみると、大辞林では、
「仲よくすること」
デジタル大辞泉では、
「仲よく親しみ合うこと/農作物などがよく熟すること」とあった。
「仲よくすること、かあ」
夫婦ふたりの生活となり、少しずつで買うものも増えた。
今週は東京に出かけるので、バラ売りのキウイを一つだけ買ったのだ。野菜庫に入れたキウイは、朝まで一つ、淋しかったろうかと考えてしまう。
キウイは5~6個入りのものが多く売られていて、それは豆が鞘に収まっているかのような自然な趣きがある。
バラ売りの大き目の熟したキウイを半分こして、ふたりで食べた。
まあ、夫婦和熟で。ということにしておこう。
食べごろお届け!なんですね。地産地消。県内産はうれしいです。
ちょうどいい硬さに熟していました。やわらかすぎず酸味もばっちり。
野菜は残り物あれこれ、大根の韓国風煮物、ブロッコリ、モヤシとニラナムルの朝ご飯。青梗菜が尿酸値を下げるらしいです。夫のために味噌汁に入れました。
「和熟」、私も初めて聞きました。
響きの良いきれいな言葉ですね。
PC横に電子辞書があったので、私も調べました。
「やわらぎ睦むこと。仲のよいこと。よく実ること。」
とありました。
やわらぎ睦むこと。これもいい言葉だわ。(笑)
私も必然的にだいたい1個や2個、何でもばら売り買います。
冷蔵庫の中で、それぞれが仲良くしているといいんですけどね。(笑)
ユミさん
「やわらぎ睦むこと」なるほどー。果実が熟すって、そういうことなのかなと思える素敵な言葉ですね。
むだにしないためには、ちょっと高くついても家族の数にあった量を買うべきだな~と最近やっと思えるようになりました。
冷蔵庫のなかで、異業種交流会(?)してるかもですね(笑)
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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