東京で、ひとり飲み。
たまに、そういう機会がある。誰かと約束するには急で時間もなく、ひとりで夕食を食べなくてはならないときだ。それはそれで楽しく、東京で暮らす友人たちに話すと「一度チャレンジしたい」と言っていた。まだ子どもが家にいる母は、そういう機会もなかなかないようだ。
ひとりだとテーブル席を占領するのは気が引けて、すすめられるままカウンターに座ることが多い。特別厨房の料理人さんたちとおしゃべりしたいわけでもなく、どちらかといえばひとり静かに舌鼓を打ちたいタイプだが、向こうから気をつかい話しかけてくることもある。
このあいだも、麹料理の店でこんな話を聞いた。
「むかしは、朝食は金。昼は銀。晩飯は銅って言ったんですけどね、今は朝食がパンとコーヒーだったり、食べない人も多くなって。でも、朝、発酵食品を食べる日本の文化ってじつはとても身体にいいものだったんですよ」
「ああ、味噌汁とか納豆とか」
「ぬか漬けとかね」
発酵食品ブームの昨今だが、むかしは自然に摂っていたという。なるほど。
考えてもみなかったが、醤油、みりん、味噌、酒、酢も、和食に使う調味料のほとんどは、麹菌があってはじめて作ることができる発酵食品だ。
明野は米が美味しいからと毎朝和食を食べるようになって久しいが、身体にもいいと聞くとうれしくなる。
こんなふうに、飲み屋のカウンターで思わぬ話を聞くこともある。
醤油もみりんも酢も発酵食品なら、帰ったら朝食用にシロさんの蓮根きんぴらを作ろうなどと考えた。
生ビールのこの泡が、うれしいんだよね。
おばんざい5種盛り。ピクルスからはぬか漬けっぽい旨みが感じられました。
麹に漬けた豚と野菜蒸し。茗荷味噌で。
『一献三菜』という麹と酒の店でした。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
またまた美味しそうなお店のお料理、よく冷えていたでしょう麦酒!
美味しそうな おばんざい五種盛り!
手作りの塩辛が美味しそう。
最近スーパーの塩辛が妙に甘くて買わなくなりました。
ステビアなど人口甘味料が苦手なのです。
いかが不漁になって久しくて、あまりいいイカに出会えなくて塩辛作りが出来ません。
だからすぐに塩辛に目が行きました。
ピクルスも美味しそうだし、小鉢は温泉卵でしょうか?
秋田は発酵食品の宝庫だと言われています。
もっともっと食べたいものです。
お米が美味しい土地なので寒麹やもち米で漬ける漬物などいろいろあります。
お酒も発酵食品ですね。
煮物に惜しげなく日本酒を使うとやっぱり美味しい仕上がりです。
カウンターでゆっくりお酒を楽しまれているさえさんの素敵な後姿を想像しております。
hanamomoさん
ほんと、よく冷えていました麦酒!
こういうおばんざいのチョコっと盛りがあるとうれしいですよね。
ひとりでもいろいろ食べられて。
塩辛は薄味で柚子が効いていました。
ピクルスもちょうどよく発酵している感じで、温泉卵も常温でタレがあっさりしているのが美味しかったです。
イカの塩辛、お家で作られるんですね。すごいです。
わたしもスーパーのものはやっぱり美味しくなくて、熱海に旅行に行ったときにはいつも買うお店があってそこの無添加の手作り品を買ってきます。
秋田は発酵食品の宝庫なんですね。
寒い冬があるだけに、日本酒も麹も美味しいのかもしれませんね。
落ち着いてゆったりできるお店でした。食べ物が美味しいのが何よりです。
ひとり飲みなんて、さえさんカッコイイ~~!
ほとんどお酒が飲めない私は、したくても出来ないので、せいぜいひとりラーメンか!?(笑)
発酵食品、今ブームですね~
日本人は発酵食品を食べる機会が多いと思うけれど、
そうか~、朝がいいんですね!
さえさんは、朝はご飯ですもんね。
私はパンだから、コーヒーと甘酒とか、納豆トーストとか・・・?
とにかく毎日、発酵食品は摂ろうと思って、発酵ライフ心がけています。
ユミさん
(*´σー`)エヘヘ
かっこいいかな~(笑)
そっか、お酒飲めないとひとり飲み、できませんよね。
ひとりラーメン、ひとりランチ。
普通にしている女性も多くなりましたね。
発酵食品、身体にいいと知りつつ毎朝ヨーグルトを食べるくらいの低意識でした。
料理人さんはそう言っていたけど、食べられるときに食べようって感じでもいいかな。
長く続けることがまず大事ですものね~
発酵ライフ、わたしも心掛けたいです♩
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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