先月から取材を続けていた隣町にある「PEI COFFEE(ペイコーヒー)」の記事をアップした。
そこには、人気のスイーツだという「大人のプリン」があり、。甘いものが苦手だけれど、「大人の」という名がついていることにホッとしつつオーダーした。
これが、思いもよらず美味しかった。
たっぷりかかったカラメルの苦味が効いていて、ラム酒の味わいがうっすら感じられるのもそうだが、なにしろやわらかすぎないのだ。
「ああ、そうか。プリンって卵と牛乳を混ぜて蒸し焼きにするんだった」
それを思い出させてくれるような、しっかりとしたプリンに蒸しあがっていた。
これでも子供たちが幼かった頃には、よくお菓子を焼いた。
3人の誕生日にはスポンジケーキを焼き、主役と一緒にデコレーションしたし、シンプルなバニラとココアのクッキーも評判がよかった。チーズケーキにはレモンを絞って入れて、ガトーショコラはブラックチョコレートで濃厚に。
プリンだって、ちゃんとオーブンで蒸し焼きした。
瓶に鼻をくっつけて、バニラの香りを嗅いでいたのは3人のうちの誰だったか。
なんとも、なつかしい。
大人のプリンは、そんな昔々を思い出す味がした。ちょっとほろ苦いのは、子育てに後悔が残っているからだろうか。
白い壁とレトロな雰囲気のカウンターがお洒落。
人気のワッフルサンドイッチ、アボカド生ハムバージョン。
カフェラテが美味しい季節になりましたね。
大人のプリン。シンプルイズザベスト賞!
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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