大きな大和芋をいただいて、楽しんでいる。
我が町明野町は、美味しい長芋が採れる土地。いただいた大和芋も密度が濃い割にはすっきりとした味わいで美味しかった。
けれど、地物の美味しさを楽しむためには注意が必要だ。
手袋をはめて調理しないと、普通のものより灰汁が強く、かゆみも強く出る。最初油断して、手の甲が赤く腫れてしまった。
さて。
「海苔巻き揚げにすれば、美味いよ」と教えていただいた通り、おろして海苔を巻き、唐揚げにした。
ただそれだけの単純調理なのだが、これがなかなか難しかった。
まとまらず、油のなかで踊ってしまう。
すでに揚げてしまってから、作り方を検索してみたら、おろさず細切りにして海苔を巻いて揚げたり、おろして小麦粉や片栗粉を混ぜて巻き、揚げるレシピが見つかった。
なるほど。
しかし形より、おろした大和芋100%にこだわるレシピもあり、それぞれの家庭の味があるのだと知る。海苔も味付け海苔にしたり、おろした大和芋を味つけしてから揚げたりと様々だ。
次はどうしようかなと考えつつも、つい我が家の味であるガリバタ炒めにしてしまう。手間はそう変わらないのだけれど、好きなのだ。
そんな徒然をかいていたら、不思議に手首がかゆくなってきた。
大和芋の灰汁の強さは、梅干しの酸っぱさとも似ている。
冷蔵庫に入らないくらい大きな大和芋でした。
踊る大和芋たち。どうして丸く揚がらないの~?
今度は、なんとかまとまった形になりました。大和芋100%です。
海と山の美味しさが溶けあった味。美味しかったです。
にんにくとバターとお醤油で、ガリバタ炒め。これ簡単で大好きなんです。
ひとりランチにとろろご飯。簡単に麺つゆで味つけしてわさびで。
ヤマトイモの磯部揚げ 大好きです。
画像を見た時高級料亭に行かれたのかな?と思いました。
強い粘りだからこんな風に揚げることができるのですね。
秋田には山の芋として売られているつくね芋もあります。
同じようにして食べますが、数年前母の友人がつくね芋のきんとんを作って持ってきてくれたことがありました。
きめ細かくてお砂糖が入っていて美味しかったです。和菓子の材料にもなりますから美味しいに決まっていますね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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