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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

忘れられた目玉焼き

朝食の目玉焼きは、焼きたて熱々を食べたい。

だから土鍋のご飯が炊けて蒸れる時間に合わせて、目玉焼きを焼く。好みは半熟よりもかなりやわらかめだ。

それまでに、野菜や味噌汁を用意する。煎茶の準備もする。煎茶の湯は少し冷ましておくが冷ましすぎてはいけない。

夫が朝のストレッチを終え食卓につくまでに、いくつものことを並行して進めていく。

朝食が出来上がると、ひと仕事終えた達成感を覚え、すっきりするほどに集中する。

 

そんな集中のなか、ホッとして食卓についた瞬間、目玉焼きを焼くのを忘れていたことに気づいた。

たぶんナムルを2種類作り、いつもと同じくらい達成感を得ていたのだろう。

とはいえ、

「ああ! ここまで来たか、自分よ」

と嘆くに値する出来事だった。このパターンで忘れました。これで目玉焼きがなかったら……。その朝の写真はありません(笑)

納豆のときには、目玉焼きは焼きません。夫は納豆に生卵を入れて、わたしは納豆だけを楽しみたいので卵は入れずに。

こうして一緒に盛りつければ、忘れませんね。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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