初めて、富士吉田で吉田のうどんを食べた。
特派員ブログで、コンビニで楽しめる吉田のうどんを紹介してから興味が湧いていた。
そこへ、夫からの誘いがあった。
「日曜日の試合、富士吉田なんだけど一緒に行く?」
夫は2年ほど前からシニアサッカーのチームに仲間入りし、60歳以上の方々とサッカーを楽しんでいる。
それならついでに、本場で吉田のうどんを食べてこよう、ということで出かけることになった。
しかし、60件ほどものうどん屋があるという富士吉田。どこが美味しいのかさっぱりわからなかった。が、そこはシニアの山梨県人のみなさん。いろいろ詳しい方も多く、結局みなで一緒に食べに行くことになる。
「彩花」という吉田のうどん屋さんは、麺がほどよく硬くさっぱりしていてとても美味しかった。
ここで「吉田のうどん」の特徴を紹介しよう。
①手打ちの麺が太くとても硬い。太さがまちまちの乱切りでねじれがある。
②茹でたキャベツがのっている。
③肉うどんの肉は、甘辛く煮た馬肉。(豚肉の店もある)
④すりだね(唐辛子ベースに山椒や胡麻などを油で炒めたもの)という辛味調味料を添える。
⑤汁は、醤油、味噌、醤油+味噌など、店によって様々。
と、いろいろあるけど「すさまじく硬いうどん」がいちばんの特徴だろう。
じつを言うと、硬いうどんがそんなに美味しいの? と思っていた。
だが吉田のうどんは、そんなにそんなに美味しかった。まだまだ食べられそうにあとをひく美味しさだった。
郷土料理をなめちゃ、いけないなと、特派員をして3年。こっそり反省したのだった。
壮年サッカー選手たちの勇士。
吉田のうどんは、冷やしたぬき、ちくわ天のせにしました。茹でたキャベツたっぷりのってる~♩
すりだねをかけて。あ、山葵もついてたと、あとから気づきました。
サッカーのチームメイトさんたちが連れて行ってくれた「彩花」といううどん屋さんで。
チームメイトのオクラさんおススメの和菓子屋さん「金多留満(きんだるま)」にも立ち寄りました。
甘いものが苦手なわたしも舌鼓。
甘さ控えめの栗大福。もっちりした皮が分厚くて、美味しかったです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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