採りたての新玉葱をいただいて、楽しんでいる。
このあいだランチした「仁田平マルシェ」でも、冷製スープが新玉葱でうれしかった。今が美味しい時期なのだろう。
新玉葱のスープ。
もうその名前からして、心魅かれる。
梅雨冷えの日が続いたので、最後の1個で塩豚の残りと一緒に温かいスープにした。
スープを煮ながら、西村祐見子の詩を思い出した。
玉ねぎ
玉ねぎを
よこに きると
そこには
わきでる
いずみ
見えない
水の輪が
あふれて
あふれて
わたしは
めを とじたまま
うごけなくなる
丸くて瑞々しい新玉葱は、わたしが思うに「自信に満ちあふれ底抜けにほがらかな若いイタリアのマンマ」のイメージだ。
詩のなかの「わきでるいずみ」には底知れぬ生命力のようなものを感じ、それはたぶん若いマンマと通ずるものがあるように思う。
髭が可愛い~♩
オニオンスライスでいっぱい食べました。
新玉葱は、生でもいっぱい食べられますよね。
鯵の南蛮漬けにしたり。
カレーほうとうにも、入れました。煮すぎない方が美味しいです。
肉豆腐にもたっぷり入れて。夕飯の写真がなかったので朝ご飯風景です。
そしてこっくりと煮た新玉葱のスープ。塩豚の優しい塩味に少しコンソメを足して、チーズとパセリを振りました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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