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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

新米の美味しさ

早々に稲刈りを終えた田んぼのご近所さんから、新米をいただいた。

連休のランチに炊いて味わったのだが、今年もまた格別の美味しさだった。

 

毎年、新米を口するたびに、考える。

この美味しさを、どう表現したら伝わるのか。

もっちりしている。瑞々しい。旨みが濃い。甘味が口に広がる。力が湧く。ほっぺたが落ちる。凝縮した味わい。一粒のパワーを感じる。極上。美味。ブラボー。デリシャス。たまらなく美味しい。

なんとも、言葉にするのが難しい。

 

あまり使わずに来た言葉に、「滋味」がある。

【滋味】じみ(大辞林第三版より)

①うまい味。また、栄養のある食べ物。
②物事に感じられる深い味わい。
 
また、酒に使うことが多い「芳醇」は、飲みレポでだけ使っていた。
【芳醇】ほうじゅん(精選版日本国語大辞典より)
 かおりが高く、味がよいこと。また、そのものやそのさま。多く、酒にいう。
 
「今年の新米は、滋味あふれる芳醇な味わいだ」
これで、少しは伝わるだろうか。
まあ、かっこつけずに言えば、
「いやいや、もう美味しいのなんのって。こんなご飯が食べられるなんて、最高に幸せ!」
というところだろうか。

真っ白なお米。きれいです。

とりあえず、1合炊きました。

ひと粒ひと粒が、光っています。

休日のお昼ご飯に、チャンプルーと。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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