朝食にパンを食べることが増えてきたので、久しぶりにパンを焼いた。
栗原はるみの「こねないパン」だ。
持っている本に載っていたので、簡単そうだし焼いてみたくなった。
むかしは、パンをよく焼いた。『ビアードさんのパンの本』という気に入りの本を購入したのは高校生の頃。基本はわかっているつもりだ。
「こねないパン」は、蓋ごとオーブンに入れられる鍋に入れて焼くことで、初めの30分で発酵が促進され、焼き上がりが「外はパリッ、なかはふっくら」焼けるという。
ル・クルーゼの鍋がひとつあるので、強力粉とドライイーストさえあれば焼ける。
こねないだけに発酵時間はかかったようにも思うが(夕方4時から始めて夜10時近くに焼きあがった)、あっけないほど簡単で、たしかに「外はパリッ、なかはふっくら」焼きあがった。
いちばん驚いたのは、ル・クルーゼの鍋の蓋が、取っ手ごとオーブンに入れられるということ。200度まではOKだとル・クルーゼのサイトにあった。さらに耐熱性の高い取っ手も販売しているという。
新しいことに挑戦すると、初めて知ることがある。
いつもカレーやシチューを煮ている鍋だが、料理の可能性が広がっていくような一筋の光を見た気がした。
何冊か持っている季刊料理雑誌「haru-mi」45号に載っていました。
強力粉、塩、砂糖、ドライイースト、水を混ぜただけ。ほんとにこねない。
2時発酵が終わったところ。膨らみました。あ、この匂い、なつかしい。
それをル・クルーゼに入れて、3時発酵が終わったところ。
蓋をしたまま、200度のオーブン機能で30分焼きます。そのあと蓋をとりまた30分。焼き色がつくのが早いようだったので、10分くらいしたところでアルミホイルをかぶせて焼きました。
焼けた~♩
膨らみが足りないようにも思うけど、美味しかった!
翌朝のご飯です。トーストにしたらパリッと焼けました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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