夫が抜歯をした日、夕飯はやわらかいものをとシチューにした。
クリームシチューは食べたばかりだったので、栗原はるみのビーフシチューを試してみることにする。
シニアらしく、肉は薄切り肉を半量にし野菜多めなので、本来の味はでなかったかもしれないが、さっぱり風味の美味しいビーフシチューになった。
さて。ふたたび、ルーの箱の裏に注目することとなる。
作り方の絵に、うちの鍋のイラストが描かれていたのである。
ひとつだけ持っている、モスグリーンのル・クルーゼだ。形、大きさもそのまま。極めつけが色。緑、モスグリーン、とひと言で言ってもいろいろだが、まったく同じ色だった。
もちろん、この同じバージョンのル・クルーゼをモデルに描いたものなのだろうから当然ともいえるが、クリームシチューの箱に描かれたブルーの鍋にはまったく覚えなかった既視感が前面に出てきた。色が、脳に働きかける力の大きさを知った瞬間だった。
神戸に旅立った娘がル・クルーゼを指さし、これ欲しいと言ったのだが使うからダメと断った。
だが夫は、日々使っていた紅茶茶碗を、娘に譲っていた。
「お父さんが、使うんだから置いていってよ」
わたしが言うと、「持っていって、いいよ」と淋しそうに夫。
「新しく気に入ったの、探せばいいじゃん」
さらにわたし。だが、娘は譲らなかった。
「なかなか、気に入ったの見つからないもん。お父さん、ありがとう」
そうして、紅茶茶碗も神戸へ旅立ったのだった。
化学調味料無添加なんですね。おすすめアレンジレシピには、ミートソースやハッシュドポークがありました。
クリームシチューで失敗しているので、作り方をよーく読みます。そのときこの絵に既視感を覚えました。
うちの鍋だ~もう15年ほど前に購入したものです。
ひと箱使って、このくらいの分量です。
「見た目、カレーやな」とは夫。
クリームシチューのこのブルーの鍋のイラストには、なにも感じなかったのにほんと、色の力ってすごい。
この紅茶茶碗です。達者でな~
市販のビーフシチューに栗原はるみのがあるんですね~
知りませんでした。
今度見つけたら買ってみよう~
ルクルーゼも欲しいな~って思った時期もありました。うちはIHなんですよ。
今はIH対応の、ルクルーゼもあるのかな?
お店で持ってみて、重さにビックリしてこれから老いて行く身で、使いこなせるだろうか?
なんて思って買わなかったんです。
でも一生物っていうイメージがあって、憧れます。
さえさんのルクルーゼ、素敵な色ですね~
シチューの箱とお揃いですね。
シチューが盛られているブルーのお皿も素敵です。
それと、今日カレンダー届きました。
また1年、毎日見るのが楽しみです。
表紙も素敵です。1月や4月の写真も大好きです。
ありがとうございました。(^^♪
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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