GWに釣りをしたという夫の友人に、釣りたてのニジマスをいただいた。大きい。スーパーに並んでいるものの倍はある。
考えてみたら、そのスーパーに並ぶ小さなニジマスは買ったことはない。
土地柄か釣りをする人も多く、ニジマスやワカサギはいただくことが多いからだ。そしてもちろん、釣りたては新鮮で格別だ。
今回、釣りたてのその晩に塩焼きにして口にした言葉が、自分でも意外だった。
「おー、瑞々しい!」
最近目にした言葉を、思い出す。
「わたしは水の中に住む魚だけど、雨に濡れるのは嫌いです」
人生は矛盾の連続だと、『家にいるのに家に帰りたい』というエッセイ集にかかれていた言葉だ。ネットで立ち読みしてぽちっとした。
水に棲む魚だけに「瑞々しい」と普段は言わない。それだけ新鮮さが際立っていたのだ。美味しいニジマス、ごちそうさまでした。
大きいです。30㎝くらいあります。背がピンク色に光るのは繁殖期のオス特有の婚姻色だそうです。
まずは小さめの2尾を塩焼きに。新鮮そのものという味わいでした。
ムニエルも美味しかった!
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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