農産物直売所で新鮮野菜を買ったので、野菜たっぷりの夕食にした。
茹で豚のナンプラー風味パクチーたっぷり和え、虹色菜の荏胡麻和え、茹でたこごみ、それに安売りしていた天然真鯛の刺身。
「新鮮な野菜って、いいよね」
わたしはご機嫌で食べていたんだけれど、夫はちょっと違ったようだ。
「美味しいけど、なんか、どれも草の匂いがするね」
しまった、と気がついた。男と女は違う生き物。男子はやっぱり、野菜よりも肉が食べたいのだ。
以前何かで読んだ。女性は恋人に作る初めての手料理でロールキャベツを作りたがる。手をかけて作ったことが見てとれて洒落ている。だが男性はちょっとがっかりする。じつはジュッと焼いた生姜焼きなんかの方が好きなのだ、と。
料理には好みもあるし人それぞれだろうとは思うけれど、ときどきふっと感じる、男と女の違い。そもそもの動物としての違いというのだろうか。男女平等は大切なことだけど、違うってことをわかったうえで、たがいに思いやりを持って尊敬しあえる関係になれたらいいなと思っている。
今日は、がっつり肉を焼こうかな。
茹で豚パクチーには、レモンをかけて。
こごみはさっと茹でて、マヨネーズで食べました。
虹色菜は茹でてもカラフルなまま。荏胡麻和えにしたらイマイチでした。
翌朝食べたお浸しの方が、美味しかったです。小松菜みたいな味でした。
サイシンは、鶏ささみと辛し和えにしました。花も美味しい♩
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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