友人から、石垣島へ行ったと土産が届いた。
辛いものが好きなわたしのことを思い出し、石垣で有名な辺銀食堂のラー油を買ったとかき添えてある。うれしい。お塩とビーフジャーキーも入っていた。
ジャーキーは、さっそくウイスキーのつまみにといただいた。
黒毛和牛の旨みか塩の旨みか、旨みが濃い。
「おー」と、わたし。「おー」と、夫。
美味しいものを食べたときに、言葉はいらない。
塩は、ハリハリ鍋を作るときに入れてみた。やはり旨みが濃い。
さて、ラー油だ。ひとりご飯の王将冷凍水餃子で、まずいただく。
辛さはまろやか。これも旨みが濃い。
これはスープに入れてそのまますっかりいただく方がいいと、フォーに入れてみた。ばっちりあう。辛いから美味しいというよりも、まろやかに美味しい。
辺銀食堂のページをのぞいてみると「食は命薬(ぬちぐすい)」がモットーとあった。身体にいい食材がたっぷり入っている。ぬちぐすいっていう沖縄の言葉がまたあったかくていい。
あったかい地方のラー油だから優しい味なんだなと、腑に落ちた。身体があったまるというより、心があったまるような味なのだ。
辛い物が大好物のわたしは、いろいろにたっぷりかけて楽しんでいる。
一反木綿の一筆箋に、ひと言添えてありました。うれしい。
肉も塩も一味違うんだろうなあ。黒毛和牛のビーフジャーキー。
塩が違うといつもの料理も、ひと味違って感じました。我が家の水菜のハリハリは、鶏もも肉と豆腐を入れます。味つけは塩と薄口醤油と酒を鰹出汁に入れて。
そして、ラー油。冷凍の餃子が、三ツ星中華飯店の味に!
フォーです。これくらいたっぷり入れて、汁まで完食しました。
白菜と豚バラ肉の中華スープに。よく振ってかけると、島唐辛子、ピパーチ、黒糖、ウコン、ニンニク、白胡麻、黒豆、山椒などがたっぷり入りました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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