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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

神田のカレー

会社の近く、神田でカレーを食べた。

神田カレーグランプリ優勝店とののぼりに、魅かれたのだ。

入った日乃屋神田西口店は、券売機で券を買って入る、カウンターだけの店。

「神田って、カレー屋さん、多いんだね」と、わたし。

「ものすごく多いよ。いろんな店でカレー食べたよ」と、カレー好きの夫。

明治時代から学生街となり、書店街となった神田、神保町の辺りは、日本一カレー屋が多い激戦区なのだそうだ。なぜかというと、本を読みながらスプーンひとつで食べられるからだとか。(カレーグランプリのホームページより)何がどうやって集まり広がっていくのか、判らないものである。カレー街には、カレー好きが食べに来る。神田のカレー屋も、そうして増え続けているのだろう。

 

カレーも好みが分かれる料理かもしれないが、スプーンにも好みがあるとわたしは思っている。家で使うのにも料理に合わせたスプーンで食べないと味までが変わってしまう気がする。上の娘はよく、カレーも陶器の蓮華で食べていた。陶器の味わいを好んでいたのかも知れない。

 

会社の近くだし、辛いもの大好きだし、わたしもこれからカレー街神田の恩恵に預かろうっと。カレーの味だけじゃなく、カレーとスプーンの関係から始まった神田で、スプーンの違いを見るのもおもしろそうだ。それに本読みながらカレー食べてる人、いまだひとりも見かけたことないんだけど、それを探しながらカレーを食べるのも御一興かな。そんなふうにして、スパイス香る古き本屋街にタイムスリップした気分になるのもまたいい。

cimg1738わたしが食べたのは「茄子カレー、七分盛」七分盛で満腹になりました。

最初あんまり辛くないかと思ったけれど、食べていくうちに辛さがどんどん増していき、辛いものが大好きなわたしも大満足でした。

cimg1740夫は「名物カツカレー、温玉のせ」やっぱ男子だなあ。

ごく普通のスプーンですが、大きさ厚さ重さがちょうどいい。これ大事です。

cimg1746神田カレーグランプリ優勝店と、のぼりに看板。

2013年にグランプリをとって、殿堂入りだそうです。

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  1. ユミ より:

    こんばんは♪
    懐かしさのある素朴なカレー屋さんですね。
    大阪の法善寺横丁に昔インディアンカレーっていうカレー屋さんがありまして・・・
    カレー好きのご主人なら知っているかしら?
    20歳の時に先輩に連れて行ってもらったんですが、大人のカレーの味でした。
    今は場所も移転して、あちこちに支店も出来て、カレー以外のメニューもあるようですが、
    さえさんのブログ見て、当時のインディアンカレーを思い出しました。

    カレーとスプーンの関係、今まで気にしたことあまりないです。
    次からちょっと気にしてみようって思いましたよ。(*^^)v

    • さえ より:

      ユミさん
      そうですね~なつかしい雰囲気のカレー屋さんでした。
      なつかしい味、と食べ始めたときには思ったんですが、スパイスけっこう効いていて、ああそこが今風なんだ、とも思いました。
      カレーって、何かを、そしていつかを、思い出す味なのかも知れませんね。
      インディアンカレー、夫は知りませんでした。今もあるのかな?
      スプーンもこだわりだすと深そうですよね~

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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