娘がオーストラリアで買ってきた紅茶を、ゆっくり楽しんでいる。
「T2tea」というメルボルンのブランドで、日本でも販売し始めたらしい。
メルボルンがカフェの街だということは、娘に聞いていたが、紅茶やハーブティーのこんなお洒落なブランドがあるとは知らなかった。
そして、これがとても香り豊かで、美味しい。
これまでも雨の日や急に冷え込んだ朝に淹れていたが、ようやく熱い紅茶が恋しくなった。
そんな久しぶりのホットティータイムは、ああ、紅茶って湯気に香りを感じるんだった、と忘れていたことを思い出させてくれた。
食欲の秋は、身体が香りにも敏感になるのかもしれない。
夏のあいだ、冷やしてしまった身体を温めるために、自然と熱いお茶を欲するようにできている。それが美味しいと感じるようになっている。人の身体ってすごい。
温活を再開するのには、いい季節だ。
「T2tea」ブラックティーもいろいろ。フレーバーティーもいろいろ。
これは、ヨギティーでもよく淹れるレモンジンジャー。やわらかな風味のなかに感じるしっかりとした旨味。そしていい香り。
あ、レモンジンジャーじゃなくて、レモングラス&ジンジャーでした。
こちらは、モーニングサンシャイン。ダージリンテイストのブラックティーです。これも口もとに近づけるとまず香りが鼻腔をくすぐります。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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