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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

素敵な数値は雲隠れ~「海老ワンタン鍋」

『鍋の天下一品』の新しい鍋を次々と楽しんでいる。

今回は、「海老ワンタン鍋」だ。

じつを言うと、ワンタンを包むのは初めての体験。包み方をネットで調べてからの出発だ。

 

まずワンタンの皮を買うときに、こんなに小さいのかと迷う。

それでも包んでみると、意外にもたくさん具が入った。出来合いのワンタンよりはずっと具をたっぷりと入れて包んだ。

具は、豚ひき肉150g、むき海老粗みじん切り100g、長葱みじん切り大さじ4、生姜1片みじん切り、酒&胡麻油大さじ1、塩小さじ1/3、胡椒少々。

肉と海老に酒と胡麻油を加えて粘りが出るまで練り、残りを入れてよく混ぜる。

これが一袋30枚入りのワンタンの皮がぴったりなくなる30個で、ひとりガッツポーズをした。餃子を作っても皮と具の量がぴたりと合ったことはこれまでに一度もなかった。

 

そのほかの鍋の具は、レタスだけ。

鍋には湯を沸かしてサラダ油大さじ1を回し入れるだけで、味はつけない。

その分、タレに凝っている。

タレは、黒すり胡麻&酒大さじ1.5、醤油大さじ3、酢大さじ1、辣油大さじ1、胡麻油小さじ2、砂糖ひとつまみを混ぜ合わせ、好きなだけかけていただく。

 

特派員の仕事でもよく食レポをするのだが、軽々しく使ってはいけない言葉がある。

「美味い」「美味しい」「美味」だ。使えば使うほど、回数を重ねるほどにその美味しさが伝わらなくなる不思議な言葉でもある。

だからあえて、使うのはやめよう。

「雲吞」というだけあって気分は雲の上。ふたりで30個を完食した。

夫はわたしが18個食べたと言って譲らないが、わたしはきっちり15個ずつ食べたことを知っている。

無論代償はある。このところやや減っていた体重計の素敵な数値は、あっという間に雲隠れし、何もなかったかのようにきれいさっぱり雲間に消えて行った。

包み方は2種類挑戦してみましたが、食べた感じ違いはあまり感じられませんでした。

ちょうどぴったり30個包めました。うれしい。

レタスのほかヒラタケも入れました。茹で立て熱々を食べます。

タレは黒胡麻と辣油の効いた酢醤油で。

 

☆シミルボンサイトで、〈『鍋の天下一品』で、鍋を楽しむ〉を連載中。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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