このところ、「繰り返しトラップ」によくハメられる。
「アクエリアス、なかったよね? 買って帰ろうか」と、スーパーで夫。
「えっ? こないだなくなったって言って買ったばっかりだったじゃん」
そう答えたが、これがまたあやふやである。家に帰り、冷蔵庫を開けると新品のアクエリアスが寝ころんでいた。
「ヨーグルト、もうなかったよね?」
「新しいの、買ったと思ったけどなあ」
しかし、ヨーグルトの姿は冷蔵庫のどこを探しても見当たらない。
習慣化している食べ物、飲み物を、いつ買ったのか、食べ切ったのか、繰り返しの日々のなか、記憶はどんどん曖昧になっていく。
あれはきのうのことだったのか、はたまた今日のことだったのか、あるいは先週のことだったのか。最近このタイプの罠「繰り返しトラップ」によくハマる。
毎朝飲んでいるサプリメントを飲んだかどうかも、よくわからなくなる。お年寄りが、薬を飲み忘れたり多く飲み過ぎるわけだよなあと実感する。
きのう、今日、明日。何度となく同じシーンを繰り返す。同じ時などありはしないのに同じように感じ、そして、同じであることにホッとする。
ホッとして気が抜け、「繰り返しトラップ」陥るのかも知れない。穏やかなよき日々を、繰り返し過ごしているということなのか。
この冬初めての苺。静岡の「紅ほっぺ」でした。ヨーグルトは「恵」ガセリ菌SP株+ビフィズス菌SP株入りです。
夏に漬けた梅サワーの梅も活躍中です。
繰り返しの日々ですが、きのうは冬至でしたね。柚子湯につかりました。
イタリアンな夕食でしたが、南瓜もバター焼きでいただきました。
お隣りのご主人がスモークしたベーコン。半生で美味しいです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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