庭の茗荷が、旬を迎えている。
畑では花が咲き、ここにいるよと主張する。
ゴム手袋をして、ひとつひとつ掘り、収穫していく。
土の中から、茗荷のくすんだピンク色が顔を出す。
20近くは、採れただろうか。
甘酢漬けにしたりもしたが、洗ったままタッパーに入れて野菜庫で保管もした。
3日ほどして、そのタッパーのなかで花が咲いているのを見つけた。
庭で咲いた花はしおれたていたので、洗ったときにみんなとってしまったが、野菜庫で咲いた花は、ぴんと張ってみずみずしい。
折られてなお花を咲かせようとする生命力を、垣間見た気がした。
人間であっても、そうありたいものだ。
ぼろぼろと、いっぱい採れた茗荷たち。
洗うと美しい、くすんだピンク色。
冷しうどんは、茗荷と生姜をたっぷりと薬味にして。
胡瓜の浅漬けにも、茗荷を5つ入れました。
野菜庫で咲いていた茗荷。最後の1個になったので、また収穫しました。
カンタン酢で甘酢漬けにしておけば、しばらく美味しく食べられます。
酢につけると、鮮やかなピンク色に変わるのが不思議です。
朝ご飯のお味噌汁には、必ずのせています。
こんにちは。
茗荷たくさんとれましたね。
我が家にもあったのに、草に負けたのか、土がかたいからなのかすっかり姿を消してしまいました。
茗荷は何に入れてもおいしいですね。
さえさんのお宅の朝ごはん我が家の朝ごはんによく似ています。
ご飯のお茶碗とてもいいなあ~といつも思います。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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