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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

適宜、少々、ひとつまみ

引き続き『女ひとりの夜つまみ』を楽しんでいる。

 

だが、大きな壁にぶつかってもいる。

いただきものの桃がたくさんあって、それで「桃とモツァレラのサラダ」を作ろうと材料を揃えたところ、調味料すべて「適宜」とある。

また「トマトと卵の中華炒め」のページには、砂糖「ひとつまみ」とある。

そして「しっとり豚みょうが」には、すりおろしにんにく「少々」の文字。

主婦歴30年以上だというのに、カンで味つけすることができない。苦手なのだ。

「だからわたし、それじゃあ、わかんないんだって!」

ひとりごちるも、料理本に「適宜、少々、ひとつまみ」は付きものだ。

 

「て、き、ぎ」と言いながら、オリーブオイルを回しかけ、「少々とは言えもうちょっと」と、すりおろしにんにくを混ぜ(おろしにんにくの辛みが好きすぎるから)、砂糖を親指と人差し指でひとつつまむ。

「まあ、いっか」

そう言えるのは「女ひとりの夜つまみ」故のこと。

そう言いながらも、これは客人を招いたときに突き出しにいいな、とか、夫との夕餉にぴったり、などと考えてしまうのが主婦なんだよね。

「桃とモツァレラのサラダ」桃、モツァレラチーズ、オリーブオイル、白ワインビネガー、塩、粗びき黒胡椒。レモンはすりおろした皮を入れるとありましたが、国産レモンが手に入らず、果汁を絞りました。

「生ほたての梅なめろう」生ほたて、梅肉、オリーブオイル、紫蘇。

「トマトと卵の中華炒め」トマト、卵、塩、砂糖、鶏がらスープの素、サラダ油。

「しっとり豚みょうが」しゃぶしゃぶ用豚肉、茗荷、柚子ポン、オリーブオイル、すりおろしにんにく。

もちろん、庭の茗荷を使いました。

まだまだ楽しめそうだぞ、ツレヅレハナコさん♩

COMMENT

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  1. ユミ より:

    女ひとりの夜つまみ、面白そうですね。
    桃をサラダにするなんて、目からウロコです。
    (今季。桃もイチジクもまだ食べてないです)
    主人に出したら、ええ~!?って言われそうなので、
    それこそ、女ひとり・・でいただくお料理ですね。(笑)
    でも興味があるので、絶対作って食べてみたいと思ってます。
    トマトと卵の炒め物は、時々作ります。
    私は、適当、得意なんです。(笑)
    レシピ本見ても、最初からアバウトなんですよ。
    真剣に作ってないんです・・・(*_*;

    • さえ より:

      ユミさん
      そうなんですよ~夫も、桃のサラダはありえないって、きっぱり!
      やっぱ、女ひとりの夜つまみですよね~♩
      わたしもまだ無花果は食べていませんが、無花果を使ったお料理も載っていました。
      山梨に住んでいると、毎年どこかから桃はいただくんですよ。
      飼わずにそれをじっと待ってる感じです(笑)
      ユミさんは、目分量が得意なんですねえ。かっこいいな♩
      わたしは、夫の実家に行くときにも、大さじ小さじ親子持参でした。

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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