5月、神戸への帰省は、3回を数えた。
2泊ほどして家に帰るのは、買い物などしなくても夜7時過ぎ。
さて、それから風呂を焚き、夕飯はどうしようかという話になる。
それが嫌で、日持ちのするものを作っていくようになった。
例えば、ラタトゥイユ。また例えば、鰯の南蛮漬け。
酢の利いたこの2品は、冷蔵庫でおとなしく待っていてくれる。
それらと買っておいた出来合いのピザにチーズをのせて焼くのが、このところのパターンだ。
しかし同じものを何度も、というのも芸がない。
「時短レシピ」「夕食」で検索するも、その日に買い物した食材を使うパターンが多く、3日前に買い物したものでの夕食には当てはまらないものが多い。
そこで、次に考えたのが「塩豚」だ。
3日あれば、ちょうどよく塩が回る。傷む心配もない。
帰ってから、茹でても焼いてもすぐに食べられる。
ところで、試しに「3日後の夕食」で検索してみた。
「つくおき」というサイトがヒットし、冷蔵庫で3日以上保存できるレシピが、ずらりと並んでいた。
作り置きも、酢が利いたもの以外は3日で食べきりたいわたしだが、忙しい日の夕飯を、時間をかけずに美味しく食べるため、つくおきの世界の扉を開けてみることとしよう。
鰯の南蛮漬けです。人参、あると思っていたのになかった。なので、玉葱オンリーになりました。
出来合いのピザには、ウインナーとチーズを加えて焼きました。
翌朝も、南蛮漬けいただきました。
いただいた伽羅蕗ときのこのマリネと。きのこのマリネも5日くらい持ちますね。
前回は、ラタトゥイユでした。お酢の日持ちがするお惣菜、重宝しています。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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