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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

『右なのに左!』

末娘が出演する芝居を、観に行った。

下北沢OFF・OFFシアターで明日3日まで上演される、劇団KAMAYANの『右なのに左!』だ。チラシには、こうある。

森の中を進むと、そこは分かれ道。どっちに進むか悩むところだけど、今日は大丈夫。ちゃんと調べてきたから。右が正解だってわかってるから。宝を手にする為、右へ進もうとする一同の前にあからさまなトラップが出現する!

そしてまた、チラシにある。

KAMAYANとは?

テンポ良く進む単純明快なストーリーの中で、バカバカしくてゆるゆるな会話を繰り広げていくニヤニヤ系コメディ劇団。

なんだかわからないけど、おもしろそう。

 

芝居は、始まりから明るく楽しく展開していく。ストーリーは、こんな感じ。

右に進めば宝があるって、ネットにあった。宝は、全知全能の力。それを手にできるのは、ひとりだけ。みんな、宝を手にして何がしたいんだろう。

森をさまようのは、5人の男と3人の女たち。宝の番人だというふたりが現れて、宝を手にする資格があるかどうか試すというのだが。

 

わたしは、2分の1の確立を外すのが得意だ。毎朝コンタクトは右かと思って手にしたら左だし、表かと思えば裏だ。ギャンブルも苦手。的を当てるタイプのゲームすべてに不器用さを発揮する。だから、右って言ってるのは左の裏をかいただけ? それとも、裏をかいたと思わせてじつは正解? なんて考えたところで当たるわけもないとあきらめの境地である。

そのせいか必死に迷いあぐね自らの欲望をあらわにする彼らは、とてもチャーミングに思えた。

 

そして個人的には、後半から登場した浜中の存在が好きだった。

考えに考えて結局いつも「わからない」と口にしてしまう彼は、まじめで悪気ないが場が読めず、当たり前のことを言ったり恐る恐る訊いてみたりする。本人がまじめであればあるほど、見ている方は可笑しくて笑える。人間ってじつは生きているだけで滑稽なんだよなあ、と思える存在だった。

 

個性豊かなキャラたちを演じるそれぞれにユニークな役者さんたちのなかで、娘もがんばっていた。

チラシと出演者の写真が載った当日パンフ。

上演前の舞台です。左手奥が右の道、手前が左の道でした。

 

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PROFILE

プロフィール
水月 さえ

随筆屋。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

夫が営む広告会社で経理を担当。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。

『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

随筆かきます。

 

依頼はメールフォームからお願いします。

I answer only Japanese.

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