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はりねずみが眠るとき

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『50回目のファーストキス』

ハリウッド映画をリメイクした邦画『50回目のファーストキス』は、ハートウォーミングラブコメディだ。

そうかいてしまうとやわらかなイメージだが、コメディ色が強いのが特徴。なるほど監督は『銀魂』の実写版を手掛けた福田雄一だ。

しかし「前向性健忘症という記憶障害を扱ったシリアスな側面を抱えたストーリーでもある。実際にあるというこの病は、むかしの記憶は残っているのだが現在の記憶が長続きしない記憶障害で、長澤まさみ演じる瑠衣は、1日しか記憶が持たない。朝目覚めるときのうの記憶はすべて消えてしまうのだった。

 

弓削大輔【山田孝之】オアフ島ツアーガイドの天文学研究者。プレイボーイ。

藤島瑠衣【長澤まさみ】1日ごとに記憶をなくす美術教師。

瑠衣の父【佐藤二朗】 瑠衣の弟【太賀】 大輔の親友【ムロツヨシ】

〈ストーリー〉

オアフ島で暮らす大輔は、カフェで瑠衣と出会い恋をする。プレイボーイの彼が初めて本当の恋に落ちたのだが、翌日彼女は大輔のことをすっかり忘れていた。交通事故の後遺症で、事故前日までの記憶は残っているが以後の記憶が全て一晩でリセットされてしまうという。 瑠衣の父親と弟は彼女がその事に気づかないよう、夜のうちに同じ新聞を準備し、彼女が毎日同じように繰り返せるように努力していた。

大輔は毎日初対面から始め、愛を告白し続ける。ふたりは毎日恋に落ち、ファーストキスをする。何度目であろうと瑠衣にとってはファーストキスだった。

きのうの記憶が消えてしまったらいいのに。なかったことにして、新しい今日を始められたらいいのに。誰しもそう思うことはあるだろう。

だがそれが毎日、そして一生続くとしたら。愛する人と過ごし共有した時間も思い出のすべても忘れてしまう辛さは、きっとはかり知れない。

それでも大輔は、あきらめなかった。

 

ハワイの底抜けに明るい空と海に、長澤まさみはうってつけの女優だ。

瑠衣にハワイの空と海のような明るさがなければ、この物語は悲恋で終わってしまっただろう。どんな境遇に陥っても心根の持つ強さや明るさは生きていく。

瑠衣はすべてを知ってこの恋から身を引いたが、夜ごと夢に見る知らない男(大輔)の顔をキャンバスに残し続けるのだった。

山田孝之も長澤まさみも、個性的ないい役者だと思いました。ハリウッド版はアダム・サンドラーとドリュー・バリモアが演じています。

COMMENT

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  1. ぱす より:

    ハワイの景色と、せつないラブストーリーで、きっと素敵なのでしょうね。
    ハリウッド版は、見ました。
    そうでしたね。周りの協力もほほえましいものでしたね。

    山田孝之。ちゅらさんの弟役を思い出すのです。あと思い出すのは・・
    「電車男」も良かったし、「映像の世紀」のナレーションは、重厚な語り口がとてもいいんです。
    いい役者ですよね。

  2. さえ より:

    ぱすさん
    ハリウッド版、観られたんですね~
    けっこうハリウッド版のシーンそのままにリメイクしているみたいですよ。
    ドリュー・バリモア、可愛いだろうなあ。
    山田孝之、カメレオン俳優といわれているんですってね。
    どんな演技もできるってことかな。それだけしっかりした自分を持っている役者さんなんでしょう。
    ちゅらさんの弟でしたっけ。覚えてないなあ。
    いい役者さんですよね♩

PROFILE

プロフィール
水月 さえ

随筆屋。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

夫が営む広告会社で経理を担当。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。

『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

 

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