シミルボンサイトでコラムを募集していた【カラダの欲望、ワタシの本音】は、映画『火口のふたり』公開記念で企画された。
その『火口のふたり』を東京で観てきた。山梨では上映されていなかった。
〈story〉(ホームページから)
十日後に結婚式を控えた直子は、故郷の秋田に帰省した昔の恋人・賢治と久しぶりの再会を果たす。
新しい生活のため片づけていた荷物の中から直子が取り出した1冊のアルバム。
そこには一糸纏わぬふたりの姿が、モノクロームの写真に映し出されていた。
蘇ってくるのは、ただ欲望のままに生きていた青春の日々。
「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」
直子の婚約者が戻るまでの五日間。
身体に刻まれた快楽の記憶と葛藤の果てに、ふたりが辿り着いた先は―。
〈cast〉
永原賢治【柄本佑】無職でバツイチ。東京でひとり暮らす。
佐藤直子【滝内公美】元保育士。自衛官に見初められ結婚が決まっている。
キャッチコピーとなっているのは、
〈身体の言い分に身を委ねる、男と女〉
直子は、別れたときを振り返って言う。
「もっとちゃんと自分の身体の言い分を聞いてあげた方がよかったかもしれない」
賢治も言葉を口写しする。
「自分の身体の言い分……」
そんなとき富士山が噴火することが明らかになり、ふたりはただただ自分たちの身体の言い分に身を委ねていくのだった。
〈世界が終わるとき、誰と何をして過ごしますか?〉
自らに、そう問うているかのように。
俺たちは、よくよく煎じ詰めてみるなら、いつだって、いま本当にやりたいことをやらないで、いまやりたくないことばかりやっている。
誰もが知っている。男と女がそれぞれに身体の言い分に耳を傾けてなどいたら、富士山が噴火せずとも人の世は崩壊してしまうのだと。
あえて、それを撮った映画である。
『新宿武蔵野館』に展示されていた写真の数々。
出演者2名のみで撮られた映画でした。
監督、主演ふたりのサイン入りのポスター。
映画パンフはなく、フォトストーリーブックを販売していました。小説は、まだ読み始めたばかり。
特別賞シミルボン特製クオカード2,000円をゲットしたコラムはこちら → 【身体と心のディスタンス】
いただいたクオカード、買うのは本と決めています。
おはようございます。
この映画、ネットで話題になっていたので、知りました。
瀧内公美さんって、今「凪のお暇」に出ていますよね。
嫌みな役柄ながらも、うまいな~って思っていたのです。
これから、どんどん伸びる女優さんなのかなあって思いました。
柄本佑さんも、意外だったのですが、俳優さんは、いろんな顔を見せて成長していくんだなあと感じました。
東京は、いろんな映画を見る機会がありますね。
映画情報は、ほとんど東京近辺のブログ記事からいただいています。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。