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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

カンマンボロン

お隣りは須玉町にある瑞牆山登山に、初挑戦した。

と言っても、標高2,230mの瑞牆山頂上までは行っていない。その途中1,730mに位置する「カンマンボロン」を目指した。大きな岩に「大日如来・不動明王」を意味する梵字が刻まれた場所だ。弘法大師が霊場選定のために訪れ、この山の姿を愛し刻んだと言われている。

 

山歩きガイドの経験者である夫の友人が、案内してくれた。

「山のいい気が流れている、とってもいい場所だから」

そう誘ってくれて、夫婦で同行することにしたのだ。

車を停めた『みずがき山自然公園』から「カンマンボロン」まで、休みながら歩いて1時間半。しかし彼がいなければ、行きつくことができなかった。素人のわたしには、道がどこなのかわからないような山道なのだ。山靴が、ようやく役に立った。

 

岩と岩の狭い間を抜けてたどり着いたその場所は、不思議としか言いようがなかった。

弘法大師が刻んだとは単なる言い伝えで、わたしはそれが、雨風や水滴や、様々な自然現象によってできたものだと思っていた。だが、見れば見るほど自然現象でできたものだとは思えなくなってくる。

人間がいまだ解明していない領域というものを、うっすらとだけれど見たような気がした。

人が知らない動物や人のようなものが、山の奥深くには存在しているのかも知れない。あるいはもっと、説明しようのない現象が起こっているのかも知れない。

 

そんなことを考えながらも、山の上(中腹なんだけど)から眺めた景色は、そして空気は、とても気持ちがよかった。いい「気」にゆったりと身を置き、思った以上にリフレッシュして帰ってきた。

こんな山道を歩きました。登り、けっこうきつかった。

あの岩に「カンマンボロン」の梵字が刻まれていますが、途中の道からは見えません。

着きました。南アルプス連峰が、綺麗に見える~♩

この写真の下側にある文字らしきものが「カンマンボロン」です。

たしかに、知らない国の文字のようにも見えます。

その上の岩にも、石碑のような文字を刻んだかのようなものが。

カンマンボロンの前に座って食べたおむすびが、美味しかった。

帰ってきました。『みずがき山自然公園』から見た瑞牆山。登って下って、3時間半くらいの初めての登山でした。楽しかったです。

COMMENT

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  1. hanamomo より:

    こんばんは。
    美しい山の景色、そして岩肌に掘られた神秘的な文字。
    このところ雨模様でぐずついた天気の秋田から想像もつかない晴天の登山でしたね。

    おにぎりが美味しそうです。
    お腹がすいてきました。

    • さえ より:

      hanamomoさん
      秋田はまだ、秋の長雨が続いているんでしょうか。
      こちらは、先週の途中からようやく晴れの日が続き、日曜日は絶好の登山日和となりました。
      空気が美味しいっていうのは、こういうことを言うんだなって実感しました。
      楽しかったです♩
      おむすびはいいですね。
      力が湧いてきます。
      新米になってから、ひとりランチでもよく食べます。

PROFILE

プロフィール
水月 さえ

随筆屋。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

夫が営む広告会社で経理を担当。

2012年から随筆をかき始める。

 

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。

 

『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

随筆かきます。

 

依頼はメールフォームからお願いします。

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