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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

バウンドして跳ね返ってくるもの

足の上に、薪を落とした。

ワンシーズンに1回はやる失敗である。

薪ストーブ横の薪置き場となっているスペースに運ぶ際、1本1本丁寧に置くのが面倒臭くなり、どさっと落としたらワンバウンドして左足の甲を直撃した。けっこう重く大きな薪だった。靴下を履いていたので擦り傷は軽かったが、打ち身は歩くたびに痛むほど。ほんの少しの注意を怠ったがために、しばらくは痛みを引きずって歩かなくてはならない。そしてたいていすり傷は治る頃には痒くなるのだが、打ち身はまだまだ痛く、掻くと痛いので掻くこともできないという面倒な状態になる。

「どうせスリッパ履いてなかったんでしょ。そういう備えが大切なんだよ」

夫に叱られるも、返す言葉もない。彼がこんなふうに不機嫌な口調で言うときは、心配してくれているのだ。長く夫婦をしているとそれくらいのことは判る。

 

最近、失敗が多くなった。

電車を乗り間違えたり、時間を間違えたり、忘れ物をしたりもするし、何でもないところでつまづいたり、モノを落としたりもする。

もしや、きのうできたことが今日はできなくなっているのではないか。だいじょうぶだいじょうぶと笑っていたら、気がつけばだいじょうぶじゃなくなっていたということはないのかと、不安にもなる。

バウンドして跳ね返ってくるのは、薪だけではないかも知れない。

軟式テニスのラケットを持ち、どこまでも走るのだけが取り柄の選手だった中学生の頃のようにイレギュラーバウンドした球を返すことなどもうできないのだ。

失敗を未然に防ぐ小さな備えを、あちこちに用意しておくべき年齢になったということを自覚しよう。とりあえず、薪を運ぶときにはスリッパを履こう。

cimg1802わりと大きな薪が入るハースストーンの薪ストーブです。

cimg1804ウッドデッキに積んだ薪。片方からばかり取っているからバランスが(笑)

cimg1806庭の南西側、軽トラの横にある薪小屋です。

cimg1810夫が金属パイプで作った北側の薪小屋。

cimg1812

家の北側の軒下も薪小屋になっています。

cimg1814

けっこうたくさん入るんです。

cimg1816

焚きつけに使う枝もストックしてあります。

cimg1808隣りの林との間に置いてあるのは、今年夫が山に入り切り出した薪です。

八ヶ岳おろしで乾かして、使うのは2年後くらいかな。

COMMENT

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  1. ユミ より:

    思わず、「さえさん、テニス部だったんですか~?」
    「私もなんです!!」(*^^)v

    本当にきのうできたことが今日はできなくなっているのではないかっていう不安に駆られる気持ち、あります、あります。
    失敗も多くなれば、何事も時間もかかる。
    そういうこと受け入れて、でも気持ちは前向きに・・・ですね。
    お大事になさってくださいね!

    薪ストーブの景色、絵になりますね。
    素敵だわ~

    • さえ より:

      ユミさん
      そうなんです!『エースをねらえ!』に憧れて(笑)下手だったけど、足だけは速くてよく走ってたなあ。なつかしいです♩
      ほんと、失敗が多くなりました。両親たちは4人とも80歳代なんですが、きっとこういう気持ちを受け入れて生きてきたんだろうなあと最近になってようやく思うようになりました。
      ありがとうございます。これからは怪我しないように注意したいです。
      薪ストーブの温かさ、やわらかくていいですよ~。

  2. ぱす より:

    薪ストーブの炎、いいですね。
    これからの季節、フル稼働でしょうね。
    あこがれますが、薪の確保や管理や、ご苦労もあるでしょうね。

    「どうせ・・・」ご主人の言われたこと。私も気になる時がありますよ。
    図星だから、その通りなんです。思い当たることがいろいろとあります。
    最近、物忘れがとても増えました。
    メモに買いておかないと、大変です。

    • さえ より:

      ぱすさん
      薪ストーブの火を見ていると、ほんとホッとします。反抗期だった頃の娘が、心を開くのはストーブの炎と愛犬びっきーだけでした。
      夫婦や家族の感情のやり取りは難しいけれど、たがいに思いやっていればすれ違いも少ないのかなと思います。
      わたしも忘れてばっかりです。メモ、大切ですよね。

PROFILE

プロフィール
水月 さえ

随筆屋。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

夫が営む広告会社で経理を担当。

2012年から随筆をかき始める。

 

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。

 

『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

随筆かきます。

 

依頼はメールフォームからお願いします。

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