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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

八ヶ岳が美しく見えるとき

毎日のように八ヶ岳を眺めている。

けれど、同じ表情などないのではないかと思うほどに、日々違って映る。

雲をかぶっていたり、霞んでいたり、そういう違いもあるけれど、晴れて冷え込んで空気が澄んで、などの山が美しく見える条件が揃うだけではないように思う。ときにハッとするような美しさを見せるのだ。

 

日々眺めているからこそ、その美しさを忘れてしまう。毎日のこまごまとしたことに気をとられて、八ヶ岳の存在すら忘れてしまうこともある。

そんなとき、ハッとする。

雑事でいっぱいだった心に風が吹き、心を洗い流してくれる。

 

長く麓に暮らしていると、山は心をも映すのだと最近知った。

CIMG7041きのうの八ヶ岳です。薄い雲たちと戯れながら、雪化粧も鮮やか。

CIMG7049アップにすると、凍った山の厳しさが浮き上がります。

CIMG7047あ、わたしの影が入っちゃった? と思ったら電柱でした。

CIMG7046わたしの影はこちら。ぶくぶく厚着して、大きなカバン持ってるなあ(笑)

 

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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