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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

刷毛で描いたような雲

ゴミを出しに行く途中、空を刷毛で薄く塗ったような雲が広がっていた。

(田舎なので、徒歩でゴミ出しに行ける距離ではないので、車だ)

天女の羽衣のような、いや、それにしては大きすぎる。向こうが透けて見えるほどに薄くて軽い、しかし大きな布をはためかせているような感じだ。

ほんとうに布のようなものでできていて、ふわりと落ちてきてもおかしくないようにも見える。天女の羽衣伝説は、そんな想像から生まれたのだろうか。

 

家に帰り、空の写真図鑑『空の名前』を開くと「巻雲(けんうん)」とあった。

刷毛でさっと描いたような白い雲で、5千~1万2千メートルの空に現れます。白い筋や帯に見えるもの、釣針のようなもの、鳥の羽や馬の尻尾を連想させるもの、ほつれた絹糸を思わせる形のものもあります。

筋雲(すじぐも)とも呼ばれるそうだ。

八ヶ岳が3千メートルないのだから、その倍から4倍ほどの高さ。想像もつかないほど、高い場所に浮かんでいる。氷晶(氷の粒)で、できているらしい。

「あの雲の向こうには、地球と宇宙との境目があるんだ」

そう考えて、ああ、そうだ。わたしは丸い地球の上に立っているんだと、思い出した。

CIMG7775

北東の空には、こんなふうに雲が広がっていました。

CIMG7773茅が岳、金が岳がある方向です。

CIMG7771北には八ヶ岳。取り巻きの雲をまとっている感じです。

CIMG7776西には南アルプス。

CIMG7768甲斐駒ケ岳の上空にも、巻雲。

CIMG7787田んぼに映った空を眺めるのも、風情がありますね。

COMMENT

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  1. ユミ より:

    空の写真図鑑『空の名前』、私も欲しいなあ~(笑)
    空を見るのは好きでも、雲の名前なんて、うろこ雲や積乱雲などしか知りません。
    アリスの昔の歌に「いわし雲」っていうのが出てくるんですが、きっと鰯のような形をしているんだろうなって単純に思っています。
    やっぱり空の写真は、さえさんの居る所ではほんとに絵になりますね。
    こちらで空を撮ると、大体は電線や建物が邪魔します。
    なのでよくクロップして空だけにしたりします。
    夕焼けならば、建物もシルエットになって、まだいい感じにはなるんですけどね。(^^ゞ

    • さえ より:

      ユミさん
      『空の名前』は、おススメの一冊です。持っていると、すぐに全部読まなくても、あ、この雲なんだろう?と思ったときに開いたり、雲のほかにも水、氷、光、風、季節の章があって、楽しめます。
      わたしが持っているのは、光琳社出版のものですが、Amazonで調べたら角川書店のものもありました。著者は同じなので内容も同じだと思いますが、興味があったら調べてみてください。
      きのうの空は、本当に綺麗でした。朝冷え込んだからかな?
      都会の空も電線が映った空も、また味わいがありますが、こうやって大きな空を見渡せるって贅沢なことなのかも知れないですね~♩

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PROFILE

プロフィール
2016-10-02-11-07-59-1
水月 さえ

随筆屋。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

夫が営む広告会社で経理を担当。

2012年から随筆をかき始める。

 

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。

 

『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

随筆かきます。

 

依頼はメールフォームからお願いします。

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