11月7日、立冬の日に、富士山は観測史上もっとも遅い初冠雪を記録した。
前日に静岡側からははっきりと雪が積もった様子が見られたというが、山梨県側から見た富士山は、すっぽり雲のなか。甲府気象台では観測できなかったという。
甲府気象台が観測し、発表しなければ、記録として残る「初冠雪」ということにならないそうだ。
朝、ゴミ出しのついでに遠回りして、富士山を観に行った。
冷え込んだ昨日は、山々がくっきりと際立つように見えていて、気持ちがよかった。
しかしどの山にも、肉眼で目を凝らしても、望遠で写真を撮っても、雪は見えなかった。
今年は、”観測史上もっとも遅い初冠雪”と注目を浴び続けていた富士山は、少し恥ずかしそうにも見えた。
もちろん、人間のそんな騒ぎなどどこ吹く風。富士山は富士山。威風堂々としていたのだけれど。
7日朝8時、紅葉と富士山。
明野の「ハイジの村」付近の農道です。
同じ場所から撮った八ヶ岳連峰。
南アルプス連峰。
こちらは、定点観測地点から撮った八ヶ岳連峰。
南アルプス連峰のアサヨ嶺と甲斐駒ヶ岳。
お釈迦様が横たわったようにも見えると言われる鳳凰三山。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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