ゴールデンウイークが空けて、まさかの梅雨のような雨模様続き。
連休中に取材した町内の縄文史跡の原稿をかこうと思っていたのだが、写真が足りない。なにせ南アルプス連峰と八ヶ岳が見渡せる絶景スポット。山の写真が撮れなくては、魅力の半分も伝えられない。
それで、山が綺麗に見える日をずっと待っていた。
一度、撮ろうかと迷った日もあったのだが、気温が下がらないと山はぼんやりと霞んでしまう。気温が下がっても、山にだけ雲がかかっているときも多いし、やっと顔を出したそのときに撮りに行けないこともある。
「まったく。撮ろうと思っているときに限って」
と、文句も言いたくなるが、やはり冬のあいだのように綺麗に見える日も時間も、それだけ少なくなっているのだろう。
絵葉書など美しい風景写真を見て、ここで撮ったらある程度は綺麗な写真が撮れるでしょうと思うこともあるが、そんな場所だって、いつもいつでも穏やかに澄んだ風景が広がっているわけではない。日や時間を選び、雲が去るのを待ち、ときには出直し、限られたタイミングのなかで撮っていることも多いはずだ。
写真を撮る仕事にかかわり、あらためて知るカメラマンの忍耐力。
もちろんそれ以上に、感性や技術などが必要になってくるのだろうけれど。
梅之木遺跡の駐車場から見た、きのうの朝の南アルプス連峰。
甲斐駒ケ岳。
鳳凰三山。
帰り道、運転席から窓を開けて撮った八ヶ岳です。
☆『地球の歩き方』特派員ブログ、更新しました。
山女の友人は、山の名前をすらすらといいますが、私は一向にダメですね。…あの山綺麗…くらいで、興味深く観察する気に成らないからでしょうか。
しかし、さえさんは感心ですね。あれこれ興味深く観察したり、体験したり、時間を上手に使って、多忙でいながら充分に楽しんでいられて、本当に羨ましいです。
梅之木遺跡、孫たちと是非行ってみたいと思います。さほど遠くない所に、そんな場所があったなんて、驚きの限りですね。
特派員ブログ、いつもみていますよ。
悠里さん
わたしもです。八ヶ岳は高いふたつの山「赤岳」と「権現岳」しかわからないし、南アルプス連峰も「甲斐駒」と「鳳凰三山」だけ。「鳳凰三山」のそれぞれの名前もいつも調べた端から忘れちゃって(笑)まあ、忘れるのも大事ですよね(言い訳です)
特派員ブログの仕事で記事をかけるのはほんとうに楽しいです♩
文章をかくのが好きすぎて、それで仕事ができることがまたうれしくて。
梅之木遺跡、事前に連絡すると、縄文に詳しい方がレクチャーしてくださいます。
気持ちのいい場所なので、お孫さんとお散歩だけでもいいかも知れません。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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