お盆休みに出かけた瑞牆さんぽの様子を、特派員ブログにアップした。
タイトルを考えていて「川涼み」はどうかと思い、正しい日本語でそういう言葉があるのかと調べてみると、俳句の夏の季語にも使われている古くからある言葉だとわかった。
「川涼み」だけではなく、木陰で涼むことは「下涼み」といい、橋なら「橋涼み」、岩が多い海辺の波打ち際なら「磯涼み」、砂浜なら「浜涼み」、ほかにも「土手涼み」「屋根涼み」などもあり、日傘を「涼み傘」とも呼んだという。
冷房がなかった時代の人々の暮らしと、細やかな感性を想像する言葉たちだ。
最近の言葉は便利に短縮されたり、おもしろおかしく変換されたりしていて、それ自体悪いことばかりでもないとは思うけれど、昔の日本語は美しいなあとあらためて考える。
美しい日本語を使っていきたいなあと。
緑と水のフュージョン。見ているだけで涼し気です。
水がまた冷たくて、眺めていると冷気が流れてきます。
夫が連れて行ってくれた、瑞牆山&金峰山展望スポット。こちらは、瑞牆山。
こちらは、金峰山です。県をまたいでいる山で、山梨では「きんぷさん」、長野では「きんぽうさん」と読むのだとか。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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