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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

月明りに

元旦の未明、窓の外をのぞく夫に声をかけられた。

「何かと思うくらい、外が明るいよ」

「ほんとだ。夜が明けてるみたい」

ウッドデッキが白く光り、一瞬雪が積もっているのかと思ったが、それは目の錯覚で、夜の闇が月明かりに白く照らされているのだった。

 

今夜は、満月だそうだ。年が明けた真夜中に見た月は、満月の1日前の月だったわけだ。明るいはずである。

カーテン越しに月に照らされた寝室のベッドに入り、うつらうつらと考えた。

「月は、知っているのかな? 本当は自分がいつも丸いんだってこと」

ペーパームーンのような微かな三日月に見えるときだって、月は丸い。

それは、人の心と似ているようにも思う。

いつもどこかが欠けてるような、何かが足りないような気がするけれど、本当は欠けているところなんてないのかも知れない。

年の初め、そんなことを思いながら、ふたたび眠りについた。

CIMG5626夜明け前の富士山です。日の出を迎える直前、赤く色づきました。

CIMG5656初日の出。美しかったです。明野の農道に観に行きました。

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  1. papermoon より:

    さえさん

    新年あけましておめでとうございます。

    日の出を迎える直前に赤く染まった富士山、すごく神秘的です。
    そして美しい初日の出。
    今年は良いことがたくさんありそうですね。

    今年もさえさんのブログを楽しみにしています。

    よろしくお願いします♪

    • さえ より:

      papermoonさん
      明けましておめでとうございます♩
      富士山も、南アルプスも、八ヶ岳も、みんな赤く染まっていたんですよ~
      ほんと神秘的な時間でした。
      日の出を待つのは、本当に寒くって、今日は出ないんじゃない?とかジョークを飛ばしながら待ってました(笑)
      今年は、いい年になるといいですねえ♡
      わたしもpapermoonさんのブログ、楽しみにしています!
      今年もよろしくお願いします♡

  2. Yasuko より:

    年賀状の追加をと開いて今年初のブログを拝見。なんと見事な富士山!なんと神々しい!こんなに裾野がくっきりしているのだと改めて驚きます。3776mミナナガム、と小学生の頃覚えたなあ、と思い出したりしながら。
    満月の1日前の月を私も独り占めしました。大晦日、お重も詰め緒え、玄関のしつらえなども確かめ、この年も良かった、良かったとばかり前庭へ出ました。 南の空の、雲の切れ間からゆっくりとまん丸のお月さまが現れて思わず声が出ました。 大潮の月にまんまる抱かれる、っていう風に何とか一首にならないものかと悩んでいますが。「大潮の月」という言葉を新聞ではじめて知りました。月と太陽が地球に対して一直線上に位置する、すなわち満月と新月の頃に生じる、と辞書にありますが、潮の干満の差も最も大きくなる、と読んで幼いころの淡路の海の静かな音を聞く思いがして、地球という惑星の不思議を又しても思ったことです。
    年初めのさわやかな画面に感動しつつ。本年もよろしくお願いしますね。

    • さえ より:

      Yasukoさん
      明けましておめでとうございます♩
      富士山と初日の出、美しかったです。
      ミナナガムって、わたしは初めて聞きました。
      「大潮の月」も。いい歌が詠めるといいですね~
      いい年明けになったようでよかったです。
      今年もよろしくお願いします♡

PROFILE

プロフィール
水月 さえ

随筆屋。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

夫が営む広告会社で経理を担当。

2012年から随筆をかき始める。

 

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。

 

『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

随筆かきます。

 

依頼はメールフォームからお願いします。

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