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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

自分の変化に気づいて

庭いじりをしていると、必ずけろじを見かける季節になった。

きのう初めて、眠っているけろじを見た。隣りの林から降ってきた落ち葉をどかしたら、その下で眠っていたらしい。急に明るくなり驚いたのだろうが、夢だと思っているのか動こうとしない。

「おはよう。春だよ」

声をかけても、無反応。しばらくしてようやく頭を上げ、ぴょんと飛び跳ねた。その寝ぼけた様子がなんとも可愛らしかった。

 

越してきて18回目の春を迎えるが、眠っているけろじを見たのは初めてのことだった。喉袋を風船のように膨らませて鳴く姿も、口をパクパクさせて脱皮する姿も見せてくれたけろじたち。まだまだ見ていない姿もたくさんあるのだろう。

庭では毎春のことのように、蕗が葉を広げ、タラの芽が空へ向かって伸び、イタリアンパセリが種から目覚め、アスパラやウドが頭を出している。それでもまだまだ、初めて見ること、知ることは数え切れないほどあるのだと思う。

 

人はそう簡単には変われない。ずっとそう思ってきたが、最近そうでもないんじゃないかと思う瞬間がたまにある。新しいものを見たり、知らなかったことを知ったりしたとき、そのときを境に自分が変わったように感じるのだ。

それは、変化と言えるほど大きなことではないかも知れないが、きのうの自分と今日の自分では確かに違っているように感じる。

今、わたしの時間はゆっくり流れているから、そんなふうに感じるのだろうか。いやたぶん、時間の流れ方が変わり、これまで見えなかった変化が見えてきたんじゃないかなと思っている。

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クリスマスローズと蕗、ツルニチニチソウが、混在しています。

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ツルニチニチソウも咲き始めて。

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シロツメクサの葉っぱは可愛いな。

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イタリアンパセリも、毎年芽を出します。

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アスパラガスも、にょきっと。

CIMG6347軒下に芽を出したタラの芽も、食べ頃になっていました。

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モミジの生まれたての葉っぱ。

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アイビーの新しい葉はつやつや。

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勝手に出てきて、伸びる野蒜(のびる)。

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葱やエシャレットの代わりにもなります。

CIMG6424寝ぼけまなこのけろじです。背中には葉っぱのくずや土がついていました。

 

COMMENT

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  1. papermoon より:

    さえさん、おはようございます♪

    カエルのケロジくん、可愛いですね。
    このケロジくんは何代目のカエルなのでしょう?
    なんとなくカエルの寿命について考えてしまいました。
    もしかして18年間、ずっとさえさんのおうちの庭にいるとか??
    お庭には食べられる野草がたくさんありますね。
    野蒜は食べたことがないけれど、どんな味がするのか興味津々です。

    • さえ より:

      papermoonさん
      おはようございます♩
      けろじ、可愛いでしょう~~~親ばか(笑)
      アマガエル、15年くらい生きた子がいたのは確認されているらしいですが、実際の寿命はわからないみたいです。梅雨の頃には小さな子がいっぱい出てくるので、今年生まれたんだ~ってわかりますが、冬眠していた子は、何歳なのか不明です。ずっといる子もいるのかも知れませんねえ。それって、わたしたち家族より先に住んでたってことですよねえ。
      野蒜は、葱よりエシャレットに似てると思います。味噌と叩いて日本酒の肴にしたりしますよ~

  2. ユミ より:

    こんばんは~♪
    小学生の時、伯父のお葬式が田舎の方であって、伯父の家の隣の田んぼで、ケロジが何匹かいたんです。
    その家の従兄弟はケロジを素手で捕まえていて、驚いたのを思い出しました。
    私は都会育ちでもなんでもないんだけど、周りにはあまり虫やケロジがいないので、小さい生き物に今でも慣れてないのです。
    そう言えば植物の名前もあまり知らないわ・・・(/ω\)
    ツルチニソウも野蒜も、名前だけは効いた事がある程度です。
    ケロジは擬態可されて、すっかり周りの景色と一体になってますね。

    • さえ より:

      ユミさん
      おはようございます♩
      蛙や虫が苦手な方も、特に女性では多いですよね。やっぱり子どもの頃体験したことが関係してるのかな?
      わたしは東京生まれですが、埼玉近くのもうほんとうに田舎で、蛙も虫もいっぱいいました。
      だから自然に可愛い~って思えるのかも知れませんね。
      同じ場所にじっとしているけろじの色が変わっていくの、おもしろいですよ~♩

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PROFILE

プロフィール
2016-10-02-11-07-59-1
水月 さえ

随筆屋。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

夫が営む広告会社で経理を担当。

2012年から随筆をかき始める。

 

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。

 

『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

随筆かきます。

 

依頼はメールフォームからお願いします。

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