『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログで連載している「人気の山梨県北杜市"田舎暮らし"の楽しみ方」も19回を迎えた。
「桜を愛でる」だ。
平成の大合併で8町村が一緒になった北杜市には、たくさんの桜スポットがある。
これまで訪れた場所を中心に、紹介した。
ところで、子供の頃や若い頃には、桜に対して特別に好きだという感情はなかったように思う。家族で花見に出かける習慣がなかったからかもしれないが、性格的に華やかすぎるものは眩しすぎて近寄りがたさの方を先に感じてしまうところがあった。
桜がほんとうに美しいと感じられるようになったのは、40歳を過ぎてからだろうか。
たぶん、華やかさのなかに佇む儚さや、うら淋しさや、弱々しさなどが、垣間見られる歳になったからだろう。
美しいと感じるためには、それだけ心に奥行きが必要なのかもしれない。
無論、子供の頃にただただ美しいと感じた気持ちにも、嘘はないわけなのだけれど。
今年は、訪ねたことのない場所に桜を観に行こう。
数多くの桜スポットに恵まれた場所に、暮らしているのだから。
桜を見ると、気持ちが明るくなりますね。
そして青空が、似合う。
樹齢2000年ほどといわれる日本一長く咲き続けているエドヒガンザクラ。「山高神代桜」です。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
こんにちは~。
「山高神代桜」の姿は神々しささえ感じますね。
倉敷の美観地区にある阿智神社には「山高神代桜」の苗木が育っています。
先月、取材に行った時に気が付きました。
苗木は「阿智の神代桜」と名付けられていています。
今年のお花見はこの桜も愛でて
北杜市の「山高神代桜」に思いをはせたいです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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