切った赤松をどうするかも、大きな問題だ。
松はヤニが出て煙突がつまり、うちの薪ストーブでは燃やせない。
そこで初めて、Facebookで登録していた「オカネイラズ北杜」で呼びかけてみることにした。
「お金要らず」という意味合いで、不用品をアップし、それを欲しいという人に無料で譲るシステムだ。こんなふうにかきこみをした。
先週切ったばかりの赤松の丸太があり、取りに来て自分で運んでくださる方がいらしたら、もらっていただきたいです。赤松を燃やせるストーブをお持ちの方、建材などになさりたい方、いかがでしょうか。直径35㎝ほど、長さ30㎝ほどの丸太が35本くらい、直径20㎝~30㎝ほど、長さ70㎝~90㎝ほどの丸太が40本くらいあります。よろしくお願いします。
ダメもとでと思っていたのだが、欲しいという方8人から連絡をいただいて、あっという間になくなった。松を燃やせる薪ストーブをお持ちの方が多く、20年経ち薪ストーブも進化しているのだと実感した。
いらないものを、喜んでもらってくれる人がいる。
それは、思ったよりもずっとうれしいものだった。近隣の薪ストーブユーザーや、同じように北杜市で田舎暮らしを始めたという方々とおしゃべりできたのも、また楽しい収穫だった。
その後「オカネイラズ」はまだ活用していないけれど、
「へえ、こんなものが」
「こういうのも、ありなんだ?」
などと、たまに覗いて楽しんでいる。
貼り付けた画像です。細く見えるかも。
ということで、アップの写真も。
玉切りタイプもありました。
細めの丸太も。きれいにもっていってもらって、よかった。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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