昨年末、友人が送ってくれたシクラメンの植え替えをした。
夏のあいだ、庭に出しておいたら花を咲かせていて、植え替えてあげた方がいいだろうという話になった。
調べれば、9月~10月がちょうど植え替えに適した時期だという。
少し大きめの鉢と、シクラメン用の土を用意して、暖かな日を待っていた。
植え替えをして驚いたのは、その球根の大きさだ。
わたしの握り拳よりも大きな球根がひとつ、鉢いっぱいに入っていた。
植え替えのことを調べていて、株分けができないとあったのは、大きな球根ひとつにたくさんの花を咲かせるからなのだった。
紫のシクラメンの花言葉は、「想いが響きあう」「絆」だそうだ。
鉢を見るたびに、送ってくれた友人のことを思い出す。
大きな球根は、いつでも大胆不敵な友人をさらに思い出す材料となりそうだ。
のびのびと咲いてくれると、うれしい。
大きく咲いた花は、もう終わりっぽいです。
でも、根もとには小さな蕾がいっぱい。楽しみ。
ハート形の葉っぱも、可愛らしいです。
これは、昨年いただいたときの写真です。
こちらは、今年森に植えたセージです。しっかり根づきました。
森で、季節を間違えて咲いていたヤマツツジ。
コムラサキも、実の色を深くしていました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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