庭でスズランが、咲いている。
白い花と葉の緑のコントラスト。釣り鐘のような形。その小ささ。思わずため息がこぼれてしまうほど、可愛らしい。可憐で、清楚だ。
「白い花って、いいな」
心で感じたそのままに、言葉もこぼれる。
早春、植物はまず黄色い花を咲かせていくのだと、義母に教わった。雪の白を見慣れた目には、赤などの濃い色よりも淡い黄色の方が美しく見える。黄色から始まり、カラフルな色へと目を慣らしていくのだそうだ。
ただしそれは、人間の方から見た視点だ。植物は、植物でしたたかに生きている。虫の少ない早春にいちばんに見つけてもらい受粉して命を繋ぐために、虫の目に映りやすい色、黄色に咲くという説もあるらしい。
白い花が多いのも、緑のなかで目立つことで命を繋いでいこうという意志の表れなのだそうだ。そういえば、白い花を咲かせる植物は、強いものが多い。
庭の雪柳も、マーガレットも、ミントも、ドクダミも、木苺も。
スズランも見かけによらず繁殖力、スミレにもタンポポにだって負けていない。
白は、強い生命力の色でもある。
そう思うとスズランも、可憐で清楚で可愛いだけじゃ、ないように見えてきた。
玄関側の石垣に植えたスズランたち。ずいぶん増えました。
可愛すぎるこの形。どうしてこんなに可愛いんでしょう。
ツツジの下に、静かに、でも強く咲いています。
その向こうに咲いているコバノガマズミの白は、うっすらピンクがかって。
やっぱりツツジとのコントラストがきれい。ここはお隣りの林との境目です。
木苺も白い花。ちょっと情けない感じで咲いています。
ブルーベリーの花。今年もたくさん生るかな~
暑くて日陰に隠れていたけろじ。1日じっとしていました。きみは、目立たないように色を変えるんだもんね。がんばれ~
すずらん、きれいですね。
アップもかわいい!
花の色。納得しました。
花は花で命をつなぐために、一生懸命なんですね。
生きる知恵ですね。
すずらんの繁殖力、我が家は負けた原因は十二単だったのかなと、おもいました。
繁殖力強いもの同士、綺麗で目には美しかったのに。
熾烈な競争頑張ろうあったのだなあと思いました。
ケロジ。
ようやくわかりました!(笑)
葉と同化して身を守っているわけですね♪
ぱすさん
スズラン、可愛いですよね~ぱすさんちのお庭のスズランも、来年はたくさん咲くといいですね。
十二単、スズランに勝っちゃうなんて、ものすごく強いんですね。
西側にもスズラン植えてるんですが、茗荷との攻防が始まります。茗荷はいっぱい収穫したいので、花が終わったスズランは、茗荷との境目にあるのはみんな抜いちゃうんですよ。花より茗荷です(笑)
けろじ、可愛いんです。目に入れてもいたくないです~
さえさん、こんばんは♪
スズランいっぱいのお庭、すごく素敵です!
好きな花の1つがスズランなので見ていてテンションが上がりましたよ。
お庭にすっくと立っているかのように咲いているスズランの花たち、風で花が揺れたら鈴の音が聞こえてきそうですね。
けろじくん、気が付きませんでした~!
なんだかお顔が歌舞伎の隈取みたいに見えて思わず、くすっと笑ってしまいました。
けろじくん、お昼寝中???
papermoonさん
こんばんは~♩
スズラン、そう言われれば、すっくと立っているみたいですね。
きれいですよね~可愛いですよね~♩
ほんと。スズランの鈴の音、聞こえたらいいのにな。
えっ?けろじ見えないんだ。
わたしにはそっちの方がびっくりでした(笑)
歌舞伎っぽいですよね!歌舞伎の方が真似したんじゃ?とけろじファンのわたしは密かに思っています(笑)
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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