連休後半は、家でのんびりと過ごしている。
朝は散歩して、昼は洗車や草取りをして昼寝して、夜はたまったドラマを観て。
この季節、木々の緑が目に見えるように伸びていく。色も変わってく。
きのうの朝、散歩していて林の色が、一昨日と違っていることに気づいた。
陽射しが強くなっていたから光の当たり方もあるかも知れないが、いやいや、今もぐんぐん伸びているんだよと言わんばかりの勢いが感じられる。
足もとの草たちも見上げる木々の若葉も、刻一刻と成長している。何一つ迷うことなく、水を吸い、養分をとり入れ、日の光を浴び、一心不乱に伸びていく。
うらやましい限りだ。常に迷い、停滞している自分が愚かしく思えてくる。
この連休に乗った特急あずさは、帰省客か子ども連れが多く、泣きやまない赤ん坊を抱いてデッキに出るお母さんやお父さんも多かった。
すんなり眠ればいいものを、眠りあぐね、うとうとしては目覚めてぐずる赤ん坊は手に余る。しかし当人もまた眠りの森の入口を探し、迷って泣いているのだろう。たぶん当人とて、辛いのだ。人間は、そうしてひとつひとつのことに迷うようにできているのかも知れない。
植物のように、何一つ迷うことなく貪欲に伸びるだけ伸びていけたらなあ、と、人とは相容れない部分を持つ木々草花の生命力を、ただ感じながら歩いた。
一昨日の朝見た、お隣りの林です。
これがきのうの風景。緑が濃くなっています。
林には、苔むした切り株があちらこちらに朽ちていました。
グレイスワインの葡萄畑周辺を、散歩しました。
カベルネソーヴィニヨンの畑です。品種名を刻んだ石がお洒落。
葡萄たちも、まだ淡い色の緑の葉を広げていました。
その向こうには、雪がだいぶ解けた八ヶ岳が見えました。
そして、南アルプス連峰の山々も。
貯水池では、鴨たちがのんびりと泳いでいました。
こんばんわ。
さえさんも、のんびりとした連休後半を過ごされているようですね。
連休でしかできないこと、明日も休みか~って思える事。
それだけでも気持ちが違いますね。
ワイン葡萄畑。
こんな風景が身近で見れるのですね。
どんなワインになるのでしょう・・・・。
また収穫の頃が楽しみですね。
ぱすさん
のんびりしてますー♩
新緑のなかの散歩はいいですよね~。
グレイスが我が家の徒歩5分くらいのぼった場所に畑を作ったのは、越してきて2年くらいあとで、ここで採れた葡萄のワインが飲めるんだ~と感動したことを覚えています。
品種もいろいろ植えてあって、赤も白もありますよ。
ほんと。収穫の頃には、重そうに見をつける葡萄が見られて実りの秋を実感できるんです♩
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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