「あれ？　初冠雪！」

窓の外の八ヶ岳に、白いものがのっている。

起き抜けに、ひとりごちる。久しぶりに、肌寒いほどの朝だった。

すぐにキャットウォークに、カメラを持って登った。

やはり白い。去年は10月も半ば過ぎだったのに、早すぎやしないか。

いや。最近の天気のことだ。例年通年などという言葉は当てにならん。

そう思いながら、急いで顔を洗い、日焼け止めを塗り、撮影に出かけた。

結果は、山に射す陽の光を見紛うただけだった。

それでも、晴れ渡る空の下くっきりと輪郭をあらわにした山々を眺めるのは気持ちよく、ちょっと得した気分になる。

そんな気分をお裾分けしようと、なんでもない秋の初めの山々を、特派員ブログにアップすることにした。

季節は、物言わずとも着々と移っていく。

初冠雪かと思ったキャットウォークから見た八ヶ岳。

すぐに撮影に出かけました。でももう、白くなかった(笑)

八ヶ岳から南アルプス連峰がパノラマで見られるスポットで。

南アルプス連峰も、美しい雄姿を見せてくれていました。甲斐駒が白いのも陽の光です。

☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。

【秋は山から降りてくる～秋へと向かう「八ヶ岳」＆「南アルプス連峰」】