常々、チコちゃんに叱られるくらいぼーっとしているので、気づかないことが多い。
毎夏開催されていた町の向日葵畑のお祭り「サンフラワーフェス」は、昨年同様今年もコロナ禍で中止となったが、向日葵の記事はかこうとフォトジェニックなタイミングを狙っていた。
狙うべきは、太陽に向かって咲く向日葵と澄み渡った青空と南アルプス連峰の共演だ。
しかし向日葵が咲き始めた7月の半ばから、梅雨は明けたというのに、気持ちよく青い空が広がる日、というのがなかなかない。
向日葵畑と抜けるような青空と南アルプス連峰のコラボレーションは、さぞや美しいだろうと日々待ち続けているのだが、空は晴れても薄い色で、山は青く澄んだ姿を見せるどころか、ほぼ雲隠れしている。
むかしの写真をひっくり返して見てもそんなシーンは見つからなかったから、ここに越してきて21年目の夏となるが、そんなフォトジェニックなタイミングは、この季節、稀なのだとやっと気づいた。
「今頃?」
と、チコちゃんも呆れるパターンだ。
毎日観ている山々は、綺麗に見える瞬間ばかりの残像が、瞼の裏に、胸の奥に残っているのだろう。
春霞ならぬ夏霞のこの時期も、きっと見えているはずだと思いこんでいたらしい。
心のなかの風景は、スマホの写メを整理するが如く、淘汰されているのだ。
散歩中に見た夕刻の風景です。
映画に出てきそうな、けれど、すぐそこにある風景です。
今年は、小規模で向日葵畑を作っています。咲いているのは、ミニ向日葵。
南アルプス連峰は、やっぱり見えませんでした。
こんばんは。
一枚目の写真はずっと前に見たアンドリューワイエスの絵を思い出させてくれました。
いい風景ですね。
今日は山梨がとても暑かったとニュースで聴きました。
と言っても毎日のように暑いですよね。
ミニ向日葵のレモン色好きです。
大きな向日葵と別のお花のようですね。
本当に素敵な風景ですね。
夏霞の山梨ってやっぱり涼しいでしょうか?
大阪はそれはもう暑くて、毎日猛暑日が続いています。
さえさんの所のように身近ではないけれど、去年見に行った向日葵畑のある公園もあるんですよ。
車で30分くらいの所です。
それさえも気持ちは行きたいけれど、この暑さで二の足を踏んでいます。
ミニでも向日葵畑はやっぱり爽快ですね。
サンフラワーフェス、今年も中止なんですね。残念でしたね。
さえさんのブログで明野の向日葵を見て、私も向日葵畑見たいって思った事を思い出しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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