8月末にいただいたミニ胡蝶蘭。
とうとう最後の花が落ちた。
2カ月半ものあいだ、キッチンに置いて楽しませてもらった。こんなに長く咲き続けるとは思いもよらなかった。
思えば、ミニでも胡蝶蘭をいただいたのは初めてのこと。胡蝶蘭は、華やかすぎて縁のない花だと思っていた。つんときどった印象だとも感じていた。
けれど毎日キッチンで眺めていると、愛着も湧き、ことのほか可愛く思えてきた。
花は、いつか散る。
だから、そう知ってはいても、最後のひとひらが落ちたときには胸が痛くなるほど淋しかった。
ミニ胡蝶蘭は、寒さに弱いらしい。
極寒の八ヶ岳の麓。いくら室内でもこの地で越冬させるのは難しそうだが、このままキッチンに置き、週に1回でいいという水やりを毎週月曜の仕事にしようと思う。
小春日和にウッドデッキで、陽に当てて。カメラを構える影が写っていました。
アップ。いただいたときより、葉っぱが上に伸びています。
花が落ちたので、調べて茎を剪定しました。なんと、陽に当ててはいけないとのこと。ぶじ咲き終えてよかった。
8月の様子。いっぱい咲いていました。
ピンクも濃い。
9月末には、2本の茎のうちの半分が咲き終えて。それからまたゆっくりと咲いていきました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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