一昨日は、山梨全県に大雪警報が出た。
家に籠もっていたので、何事もなく静かな1日となった。
翌日、きのうの朝になるが、ウッドデッキを見ると綺麗なつららができていた。
こうしてパソコンで打ち込んでみると「つらら」は「氷柱」と変換される。おもしろい、と思い久しぶりに『空の名前』を開いた。
「氷の章」にあった。
氷柱(つらら)
垂氷(たるひ)、銀竹(ぎんちく)ともいいます。氷柱は氷の滴りが氷点下の空気に触れて次々に凍り、棒状に垂れ下がったものです。
垂氷というのは、垂れた氷という意味だろうか。銀色の竹を連想するのもわかる気がする。
そして、つららを作っていた屋根からずり落ちるように軒に下がっている雪にも名があることを知った。
巻き垂れ(まきだれ)と呼ぶそうだ。
普段目にしている何気ないものにも、名前をつけて呼んだ先人がいる。
『空の名前』を開くと、そのときどきに目に留まる言葉にハッとさせられるのである。
10日の午後。まだまだしんしんと降り積もっていました。
庭もモノクロームの世界。
夫の森。
北側の窓から見た風景。
木々の雪化粧は、アートですね。
ジムニーも凍っていました。
昨日の朝には、快晴の空が広がりました。
20㎝~25㎝くらい積もったのかな?
巻き垂れに下がったつらら。久しぶりに見ました。
☆『空の名前』シリーズをシミルボンサイトで連載しています【空を眺めて】
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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