「慟哭(どうこく)」悲しみのため声を上げるほど激しく泣くこと。手話教室の友人が『デフ・ヴォイス』の続編を貸してくれた。4編から成る短編集だ。第1話『慟哭は聴こえない』「C...
続きを読む
山, 空, 田舎で 2019.12.20
家から車を走らせて、まず見える山は、南アルプス連峰の甲斐駒ケ岳だ。「ああ、甲斐駒、綺麗。気持ちよく晴れてるなあ」そう思いながら定点観測地点で右を向くと、八ヶ岳のわずか上に...
続きを読む
家庭菜園をしている方に、赤大根をいただいた。「酢漬けにすると美味しいよ」毎年そう言ってくださるので、こちらも簡単酢漬けのレシピはマスターしている。なに、レシピというほどの...
続きを読む
2年ほど前から豆を買っている、甲府の珈琲屋さんを紹介した。定期的に豆を買うにはちょっと遠いのだけれど、甲府駅から歩いて3分ほどなので、東京に出た際に乗り換え待ちの時間に立...
続きを読む
新しい年を迎える前にと、お香と匂い袋をネットで頼んだ。京都の友人が以前案内してくれた「松栄堂」のもので、義母も気に入って使っている「誰が袖」という匂いの匂い袋は、車用だ。...
続きを読む
気、忙しいとかいて「気忙しい(きぜわしい)」と読む。年末は、何かと気忙しい。年内に、あれもこれもやっておかなくちゃと思うこと満載だ。掃除も断捨離も、年賀状もクリスマスプレ...
続きを読む
最近、ドーナッツを食べていない。というのも数年まえから甘いもの苦手症候群に陥り、すっかり甘いものが食べられなくなってしまった。ドーナッツの穴は相変わらず魅力的なのに、そこ...
続きを読む
ひと月前にベトナムへ行って以来、じつは調子が悪かった。といってもたいしたことじゃない。旅行に行くとたいてい便秘し、その後も腸の具合が不調になることが多い。元気そうに見えて...
続きを読む
小川洋子, 読書 2019.12.13
しつこく小川洋子を読んでいる。”移動する”六篇の物語、と帯にはある。『約束された移動』表題作。ホテルのロイヤルスイート担当となった客室係は、ハリウッド俳優Bが滞在した後、...
続きを読む
居間に落ちていた小さな石のかけらを拾い、ふと思い出した。小学生の頃、15分ほどの道のりをよく石を蹴りながら下校した。集団下校も通うべき塾などもなく、急ぐ必要は何もない。ひ...
続きを読む
先日東京に出た際、知人の個展を観に、銀座へ出かけた。日本画で、植物を繊細に描いていて、その儚さが伝わってきて切なくも、やわらかな気持ちになった。さて。少し時間があったので...
続きを読む
その他, 山梨, 読書, 旅 2019.12.10
小説が好き。本を手に取った感触が好き。紙の本が好き。それぞれ重さも手触りも違うのがまた好き。新しい本の紐栞がくるんと丸まっているのが好き。その紐栞の跡がくっきりとついてい...
続きを読む
家ご飯, 食 2019.12.09
今年も、ふるさと納税をして返納品を楽しませてもらった。ここ数年、「被災地」と呼ばれる地域が増えてしまい戸惑うばかりだが、なるべく災害があった地域に送るようにしている。陸前...
続きを読む
家ご飯, 食 2019.12.08
豆苗をキッチンでふたたび育てて食べるのは、すでにスタンダードとなった。ドラマ『凪のお暇』で、主人公凪は「豆苗を育てる貧乏くさい女」と語られていたし、映画『天気の子』でも、...
続きを読む