神戸の実家で暮らし始めた上の娘の部屋を、仕事部屋にと使い始めた。「机と椅子も、使っていい?」一応許可を取ろうとLINEすると、こう返ってきた。「いいよ。MD聴きながら、仕...
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「あれ、ジョウビタキのメスじゃない?」朝起きたばかりに、夫が、リビングの西側の窓の外を指さした。「あ、ほんと。オスよりジミーで可愛いね」「そうだね。でもメスも、あの白い斑...
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米澤穂信, 読書 2022.12.07
引き続き、ミステリを読んでいる。『満願』で唸らされた、米澤穂信の連作長編だ。語りは、大学を休学中の菅生芳光(すごうよしみつ)。彼が、ミステリ小説におけるいわゆる探偵役を担...
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山梨, 旅 2022.12.06
町内の「浄居寺(じょうこじ)」で行われた、座禅会に出かけた。座禅はまったくの初めてで、どんなふうにやるのだろうと想像が追いつかなかったが、副住職さんは息子の中学時代の同級...
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「チョコのなかに、エスプレッソが入っているんですよ」薪割りの手伝いに来てもらった客人にそう言って出したのは、ローマのスーパーで購入した「ポケットコーヒー」だ。あるサイトで...
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家ご飯, 食 2022.12.04
夫の友人を招き、ワインの夕餉を支度した。薪割りの手伝いに、東京からわざわざ来てくれたのである。コロナ以来、初めて泊まりで迎える客人だ。天然酵母の胡桃パンを前日から仕込み、...
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若竹七海, 読書 2022.12.03
短編の名手、若竹七海の長編に挑戦してみた。1997年に刊行された『海神(ネプチューン)の晩餐』だ。プロローグは、こう始まる。不運は孤独ではない。いつも群れをなして襲ってく...
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後悔先に立たず。失敗したとき、誰しも頭をよぎる言葉だ。ナポリで偶然見つけたマッサージオイルが気に入って、何人かの友人にと土産に買った。わざわざ、ローマで店舗を探し、テルミ...
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YasuoMaedaのカレンダーも、今年最後の1枚となった。12月は、ポルトガルのリスボンだ。テージョ川に面したコルメシオ広場でカウントダウンした年越しは、特別な時間だっ...
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夫がサッカーの試合で左手薬指を脱臼をして、行きつけの整体まで運転を代わった。帰りに夕飯の買い物をするつもりでいたのだが、いつもと違うスーパー、パークスに行こうという話にな...
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近所の農家さんに、切り干し大根をいただいた。そのままかじってみたら、なんとも甘い。もうしばらく天日に干した方が美味しくなると言われ、干しておいたものをきのうの朝、味噌汁に...
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家ご飯, 器, 食 2022.11.28
あさイチの蒸しナスが美味しくて、放送から1週間と経たず、すでにリピートして楽しんでいる。これまで食べてきた茄子にはない、新食感なのだ。やわらかく煮込んだラタトゥイユの茄子...
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小川洋子, 読書 2022.11.27
小川洋子初期の作品で、芥川賞受賞作の『妊娠カレンダー』は、何度か読み始めたが読み進められなかった文庫本だ。妊娠というものに、いい思い出がないせいかもしれない。なにしろ3回...
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庭のツルウメモドキがオレンジ色のガクを開き、赤い実を見せている。きれいだ。一枝切って、一輪挿しに飾った。いつしか庭に根付いたツルウメモドキ。野鳥たちの冬の食べ物が少ない時...
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