一昨年、オドリコソウが群生していた場所を偵察した。我が家から徒歩30秒ほどの道路沿いの荒れた桑畑だ。真っ白い花で、だから白花オドリコソウともいうらしい。オドリコソウを見つ...
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その他, 読書 2022.05.05
「どうして、決められた道を歩けないの?」小学校に入学したばかりの頃のこと。大人はわたしをそう叱った。母親も、担任の先生も、ときには教頭先生まで。わたしは入学後しばらくのあ...
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身体にいいらしいとはうっすら知ってはいたが、エッセイサークルで話題に上り、挑戦してみることにした。庭続きの森の赤松の松葉で、松葉茶を淹れてみたのである。いつもそこにある赤...
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こんなに澄んで青く見えるのは、今シーズン最後かもしれない。まだ頂は、雪を冠し凍っている。そこでは人も動物も寄せつけず、植物たちもまだ眠っているのだろう。けれど裾野は、緑を...
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ここ北杜市が舞台のアニメ『スーパーカブ』の聖地探訪スタンプラリーが、開催されている。その記事をかこうと、12話あるアニメをすべて観た。普段は観ないアニメーションに、しかし...
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はや5月。YasuoMaedaのカレンダーは、スペインはコルドバの写真だ。9年前に旅したコルドバ。いちばんに思い出すのは、夕食をとったリストランテ「エル・チェラスコ」で、...
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家ご飯, 漫画, 食, 読書 2022.04.30
大型連休が始まったきのうから、ひとりご飯が始まった。夫は神戸に帰省し、わたしは家に残り、きのうは町の健康診断。そのひとりランチに、シロさんの「カレーうどん」を作ることにし...
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クサクサした気分で、森を歩いた。ついてない。まるで時空のネジが緩んでいるかのようだと、思わざるをえない日がある。ことごとく的を外し、些細なトラブルが重なる。そういうときに...
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鶯はぐぜり鳴きを終え声も高らか、雉が頭の上に響くような雄叫びを上げるこの頃。白く踊るよう瑞々しい独活をいただいた。辛子酢味噌で和える。葉先を天麩羅にする。皮をきんぴらにす...
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新しいご飯土鍋を、購入した。3代目である。1代目の土鍋は、蓋が割れてしまった。2代目は、やはり蓋が欠けたまま炊いていたのだが、最近炊き上がりが気になり始め、新調することに...
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すぐ近くの道沿いのヤマツツジが綺麗だと聞いて、通ってみた。想像を超える花の多さに、思わず歓声を上げた。まさに満開だった。名所でも何でもない場所だが、丹精込めて育てている人...
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野蒜(のびる)という名は、一度聞いたら忘れない覚えやすい名だ。春になれば、そこここに伸びる、そのまっすぐに伸びた細葱のような植物こそが「野蒜」だからだ。野蒜は、ユリ科ネギ...
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平松洋子, 読書 2022.04.24
可愛らしい表紙とは裏腹に、男前なエッセイ集だ。平松洋子の本は初めて手にしたが、世界各地を取材し食文化と暮らしをテーマに執筆している、昭和に育った(わたしより4つ年上)エッ...
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山, 田舎で 2022.04.23
きのう見た富士山は、今年いちばんの富士だった。春霞が続く日々だったが、一昨日の雨で洗われたかのようにきのうの朝にはくっきりと姿を現した。八ヶ岳や南アルプス連峰は、ここ明野...
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