GWに釣りをしたという夫の友人に、釣りたてのニジマスをいただいた。大きい。スーパーに並んでいるものの倍はある。考えてみたら、そのスーパーに並ぶ小さなニジマスは買ったことは...
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散歩コースの堰沿いの道は、今、ヤマツツジが花盛りだ。森に自生している朱色のツツジで、新緑が日々濃く色づいてゆくなか、優しい明るさを添えている。朱色とひと言でいっても、日本...
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島本理生, 読書 2021.05.06
「逃げ道のない女という性を抉るように描く」と謳われる島本理生の連作小説集は、4人の女性がそれぞれ一人称で語る4編が収められている。その4編ともに、なにか過去を抱える神父、...
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家ご飯, 食 2021.05.05
産直野菜売り場に、生のビーツがあったので買ってみた。調理したことはないので、ネットレシピ頼りだ。丸ごとポリフェノールという主張いっぱいの色身をしているから栄養価が高いんだ...
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山, 四季, 田舎で 2021.05.04
最近、テレビのニュースなどで「ゴールデンウイーク」という言葉を聞かなくなったなと疑問に思っていた。「大型連休」と言い換えているのには、何か理由があるのか、禁句となったのか...
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生き物, 田舎で 2021.05.03
家の軒天上に、スズメが巣を作った。昨年、アオゲラがドラミングして空けた穴に藁などを運び再利用してマイホームに仕立てた。リビングの北側の窓の上だから、毎朝チュンチュンとうる...
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ひと月ほどまえになるが、富士吉田までドライブした帰り、富士山の天然記念物である「富岳風穴」に寄った。遥かむかし流れ出た溶岩流の上部が内部より先に冷えて固まり、下部の溶岩流...
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庭の山椒の木の「木の芽」が、食べ頃を迎えた。ちょうど夫婦ふたりで楽しめるくらい収穫できる、小さな木だ。掘りたての筍が手に入らず筍ご飯はまだしていないが、肉や魚にのせて風味...
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家ご飯, 山梨, 食, 旅 2021.04.30
先週は、ネットを開くたびに「4月23日はビールの日」という文字が出てきた。もちろん23日は美味しくいただいたのだが、あらためて検索してみると、ビール関連の日は複数あること...
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義母から、小説「水たまりのできる場所」を再読したとメールをもらった。読みながら、上の娘の「もうひとつの空」を思い出したと、ある。記憶になかったので訊ねると、娘が高校生の頃...
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一木けい, 読書 2021.04.28
アルコール依存症の父親の暴力に悩まされ育ったアダルトチルドレンの千映。4編から成るこの小説は、1話目と4話目が千映の一人称で。2話目は、千映の母。3話目は、千映の父の一人...
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外ご飯, 食 2021.04.27
「たいへん!」中ちゃんが、顔色を変えて大きな声を出した。「ああっ! 飛んでっちゃう」小ちゃんも、たどたどしい口調で、しかし呆然といった様子で立ち上がる。「あああああっ!」...
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家ご飯, 食 2021.04.26
町内の産直野菜売り場「あけの農さん物直売所」で、こごみを見つけた。しっかりした大きなこごみは200円、薄黄緑の小さなこごみは150円。「こごみ」という音に舌切り雀の「つづ...
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近藤史恵, 読書 2021.04.25
犬好きの方必読とおススメしたい『シャルロットの憂鬱』は、愛犬家のミステリー作家近藤史恵の連作短編集だ。不妊治療がうまくいかず泣きはらす真澄に、夫の浩輔が言った。「なあ、真...
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