このインパクトは、なんだろう。圧倒された。九州の小さな町を舞台にしたこの連作短編集には、全編に海の匂いがする。表題作には、チョコレートグラミーという熱帯魚。「カメルーンの...
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庭仕事をしていて、軍手のなかに入ってしまった珍客を、夫に写真に撮ってもらった。ニホントカゲの子供だ。なぜ子供だとわかるかというと、しっぽがメタリックブルーに輝いているから...
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寄り道。道草。遠回り。そのなかに秘密の時間が隠れていそうで、心魅かれる言葉である。だが。近道。裏道。抜け道。こちらにも、魅かれる。どちらも道をそれることに変わりはなく、や...
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更地にするため処分するというタラの木を、いただいた。10本ある。夫とふたり、穴を掘っては植えた。(掘ったのは、ほぼ夫)「いたっ!」タラの木の細い幹は、1cm~2㎝間隔で硬...
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花と木, 田舎で 2021.04.05
庭が、花盛りだ。雪柳は、細い枝に小さな白い花を満開に咲かせている。足もとにはピンク色の芝桜がやはり小さな花を日々開かせている。去年植えたスノーフレークも、白い妖精のような...
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家ご飯, 食 2021.04.04
富士吉田に行ったとき、ギャラリーの店先でやっていた土曜市で、「おひさまやさい」というドライ野菜を見つけた。安心、安全な野菜を作っている「わっぱファーム」が出していたものだ...
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買うときには、「ん?」とクエスチョンマークが飛んだのだ。しかし食べ終えて、すっかり忘れてしまった。「ぼたん餅」である。なぜ「ぼた餅」ではないのか、疑問に思った。富士吉田な...
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『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、今年度最初の記事は、桜にした。手話教室に向かう途中に通る「信玄堤」の桜だ。毎年、まだ咲かないな~と週に一回通り過ぎるたびに思ってい...
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ふるさと納税した兵庫県香美町から、ほたるいかが届いた。同封されていたパンフには、「春の訪れを告げるほたるいか」とある。これから5月までが、旬だという。水揚げされたばかりの...
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桜木紫乃, 読書 2021.03.31
『ふたりぐらし』は、シミルボンサイトで守屋聡史さんのレビュー「桜木紫乃の小説にはいつも心震える」を読み、手にとった連作短編集だ。『家族じまい』ほどには毒や棘を含まず、静か...
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この春、まだ桜を見ていないという夫を誘って、町に一校ずつしかない小中学校周辺に咲く桜を見に行った。見に行ったといっても、夕刻リモートワークを終えて東京へと向かう彼を駅まで...
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日に2度、両手にカップを持って階段を上がる。夫の仕事部屋は、冬の季節は2階の薪ストーブの真上となり、リモートワークもそこで行う。朝の始業と同時に珈琲を飲み、夕刻15時くら...
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花と木, 田舎で 2021.03.28
庭のコブシの木が、花を咲かせた。数えると、蕾も合わせて8つある。植えてから、春を迎えるのは3回目。最初の春には2つだけ花を咲かせたが、去年はひとつも咲かなかった。そして今...
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家ご飯, 北海道, 食, 旅 2021.03.27
北海道を旅した。……くなって、コンビニでカップ麺とチャーハンを買った。「札幌の味噌ラーメン すみれ」とセブンイレブンのコラボ商品が並んでいた。行ったことはないが、名前は耳...
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