ふたたび、『すべての、白いものたちの』を開いてみた。魅かれたページには付箋が貼ってあり、読み返す。「輝き」人間はなぜ、銀や金、ダイヤモンドのような、きらきらする鉱物を貴い...
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家ご飯, 食 2021.03.04
いつもと違うスーパーに行くと、当然だけれど違うものが並んでいる。市内の「ひまわり市場」は、特に変わり種が多いスーパーだ。ちょっと遠いが、たまに行くと楽しい。直販野菜のほか...
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彩瀬まる, 読書 2021.03.03
彩瀬まるは、「女による女のためのR-18文学賞」からデビューした作家だ。去年は、自分の娘ほど歳若いこの作家の小説を夢中になって読んだ。これは、帯に「極上の食べものがたり」...
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ブログにかく題材を探すときに、写真を撮ることが必須となる。しかし、写真に撮れないもの、あるいは、見た人が不快に思うような映像にすることもないものもある。たとえば、洗濯カゴ...
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家ご飯, 食 2021.03.01
お隣りは韮崎市に、ドライフルーツなどを量り売りしているお店「仲沢商店」ができたと聞き、さっそく行ってみた。胡桃パンに、クランベリーとか入れたら、美味しそうだと思ってのこと...
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応募した小説が、「女による女のためのR-18文学賞」の最終選考に残りました。最終選考候補作は6作品で、Web上で公開されているので、読んでいただけるとうれしいです。わたし...
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北杜市産の苺を、いただいた。こんなにくっきりとした美味しさの苺は、初めて食べた。ほどよい甘さと酸味とか、バランスがとれた味わいとか、瑞々しさとか熟れ具合とか、そんなところ...
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『すべての、白いものたちの』のなかに、興味深い一節があった。「白木蓮」のなかの一節だ。亡くなった大学の同期生ふたりのために植樹した、2本の白木蓮。白木蓮には、生命、再生、...
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原田マハ, 読書 2021.02.25
この本は、効き目あらたかな即効薬だ。疲れた心に、ビタミンカラーな言葉のシャワーが沁み渡る。心温まる物語〈ギフト〉を集めた短編集。「この風がやんだら」ついてないことばかりが...
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今年も、特派員ブログで「手話まつり」の告知をした。3月3日は、語呂合わせで「耳の日」。それに合わせて毎年3月の第一日曜に甲府駅前で開催しているお祭りで、今年で6回目を数え...
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大漁だ。ふきのとうである。今年は庭のふきのとうが不作だったので、散歩がてら採りに出かけた。すると、あるわあるわ。「今年は早いから、もうすっかりなくなってると思ったのに」「...
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先週、半月ぶりに上京した。夫の半年に一度の検査には付き添いが必要で、しかし検査結果に異状はなく胸をなでおろす。病院というのは、そこに居るだけでひどく疲れる場所である。翌日...
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一年とちょっとぶりに、ツリークライマーに来てもらった。まえに来てもらったときに取材した記事は、こちら。【田舎暮らしに欠かせないお助け人~木と生きる「ツリークライマー」】間...
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角田光代, 読書 2021.02.20
記憶とは、やっかいなものである。陽だまりをぼんやり眺める穏やかな時間のなかにいてさえ、過去の記憶をふと思い起こした瞬間、陽だまりよりも影ばかりが目についてしまうこともある...
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