栗原はるみレシピの「銀ダラのクリームコロッケ」を作ってみた。「作ってみた」のまえには「ようやく」が、つく。これ美味しそうだな、と思って早や十年というほどずっと心魅かれなが...
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毎年のことだが、クリスマスローズが蕾を膨らませ始めると、ふきのとうがすぐそばで顔を出す。その蕾は、小指の爪ほどに小さい。小さいが、土の上に顔を出してからは、ほとんど大きく...
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父の四十九日を終え半月ほどが経ち、毎年初詣に参る武田八幡宮へお参りした。手水舎には柄杓が置かれておらず、竹筒から流れている水で手を清める。すれ違った人は、同年配の夫婦らし...
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原田ひ香, 読書 2021.02.16
16章ある連作短編集は、章ごとに場所とランチがタイトルになっている。たとえば「第一酒 武蔵小山 肉丼」「第二酒 中目黒 ラムチーズバーガー」など。肉骨茶(バクテー)あり、...
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家ご飯, 外ご飯, 食 2021.02.15
夫の神戸の友人で、毎年美味しいお肉を持ってバーベキューにやってくる「松竹園」の焼肉をお取り寄せした。届いたのは、アバラ(カルビ)、ハラミ、ハツ、ミノ、タンで、タレも漬けこ...
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家ご飯, 外ご飯, 食 2021.02.14
外でランチするときに、どこで何をの結論には、様々なことごとが影響する。毎月第二金曜日は、午前中は手話教室で、午後はエッセイサークルだ。家に帰るほどの時間はないが、車での移...
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特派員ブログで、長野・山梨限定のフェイシャルマスクを紹介した。桃とシャインマスカットの2種類で、香りもいいがしっとり効果も実感できるおススメ商品だ。どちらも5袋入りだった...
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「取り替えてもらえば?」と、夫。「穴があいたのは2回使ってからなんだよ。250円だったし」と、わたし。「250円でも、買ったんでしょう?」「うーん、使ってなければ替えても...
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家ご飯, 食 2021.02.11
初めて、フォカッチャを焼いてみた。初めてなので、プレーンにした。いつも焼いている食パンと違うのは、材料のバターをオリーブオイルに替えて、スキムミルクを抜き、塩と砂糖は少な...
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乃南アサ, 読書 2021.02.10
7編から成る短編集の帯には、こうある。無意識の中に潜む女の狂気を描くどれも、読み終えて背筋がうすら寒くなる心理サスペンスだった。女たちの心の沼に棲む〈自分は特別であるはず...
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「うちのカレー」なるものが、たぶんどの家にもあるだろう。ルーから手作りしたり、玉葱を飴色になるまで炒めたり、スパイスにこだわったり、長時間煮込んだり、それぞれにこだわりど...
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山梨に越してきて21年近くになるが、甲州印伝に続き、初めてを味わった。「くろ玉」は、土産物売り場ではこれまで何度も目にしてきた山梨銘菓だが、見るからに甘そうで食指はまった...
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白い、白い本だった。『すべての、白いものたちの』の原題は『흰』白い、という意味だそうだ。アジア唯一の国際ブッカー賞に輝いた韓国人女流作家の小説だ。シミルボンサイトで岡田羊...
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「それ、買ったの?」手話教室で、手話で聞かれた。辞書である。「違うの」こちらも手話で答える。「大掃除したら、見つかったのよ」「ほんと?」「ほんと、ほんと。探してたの」「そ...
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