花と木, 田舎で 2020.08.21
瑞牆山から流れる本谷川へ涼みに行ったとき、知らない花をいくつも見かけた。Facebookで参加しているグループ「山野草・雑木・雑談を楽しむコミ」でひとつひとつ訊いてみると...
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井上荒野, 読書 2020.08.20
井上荒野の連作短編集『潤一』は、島清恋愛文学賞を受賞し、2019年にドラマ化されている。彼は滴り、こぼれ落ちる。女の隙間にそっと忍びこみ、一生消えない記憶をのこしていく男...
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山, 田舎で 2020.08.19
夏至は過ぎたが、残暑などとは思えない猛暑が続いている。ところがお盆を過ぎた途端、まるで夏バテでもしたかのように霞んでいた山々が、朝夕の涼しい時間に輪郭をくっきりとさせ始め...
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ハーブに詳しい若い友人に、レモン白湯をススメられた。朝起き抜けにレモンを入れた白湯を、ゆっくりと飲む。それだけでデトックス効果があるそうだ。じつは1週間、禁酒していた。そ...
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四季, 山梨, 田舎で, 旅 2020.08.17
「瑞牆(みずがき)の川の辺りまで、涼みに行かない?」何も予定のない週末、ふと思い立ったというように夫が言った。瑞牆と言われてピンとこなかったが、2年前にもみじ祭りウォーク...
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彩瀬まる, 読書 2020.08.16
彩瀬まるの5編からなる連作短編集。すべて〈骨〉をテーマ、あるいはモチーフにしている。「指のたより」津村(40代)は、久しぶりに若くして病死した妻の夢を見た。光恵(32歳)...
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庭の茗荷が、旬を迎えている。畑では花が咲き、ここにいるよと主張する。ゴム手袋をして、ひとつひとつ掘り、収穫していく。土の中から、茗荷のくすんだピンク色が顔を出す。20近く...
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隣町の「フォレストサイド横森ぶどう園」を取材した。8月の頭から食べ頃を迎えたデラウェアをいただきながら、お話をうかがった。巨峰、ピオーネ、シャインマスカット、サニードルチ...
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井上荒野, 読書 2020.08.13
昭和の歌謡曲をタイトルに、その歌詞にインスパイアされた9編の短編。頭に井上荒野ならではで、悪戯っぽく1編のブルース(歌詞形式)「人妻ブルース」が置かれている。「時の過ぎゆ...
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フルーツほおずきと一緒に、とうもろこしの収穫もさせてもらい、せっかく自分でもいだので、茹で方にもこだわってみることにした。いろいろかいてあったなかで目に留まったのは、3つ...
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取材先で、食用のほおずきを収穫させてもらった。何年か前から出荷されるようになったこの果物のような野菜は、「フルーツほおずき」「ストロベリートマト」「オレンジチェリー」「ほ...
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井上荒野, 読書 2020.08.10
タイトルは「結婚」だが、結婚詐欺師と彼に翻弄される10人の女たちを描いた連作短編集である。東京のカルチャースクールで、ダンスクラブで、宝石商として訪ねた家で、イベント会場...
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外ご飯, 山梨, 食, 旅 2020.08.09
北欧風のランチが楽しめるカフェ「TRETAR(トレートール)」を取材した。店名の「TRETAR」はスウェーデン語で「3杯目のコーヒー」。ライ麦パンが見えなくなるほど具材を...
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「あー、なかに入っちゃってるよ」しっぽが体長の半分ほどもあり、メタリックブルーに光っているから、ニホントカゲの子供だ。網戸に影が見えたので外にいるのかと思えば、家のなかに...
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